※2017/8/31更新しました!
9月を目前にして、秋のメンズワードローブを真剣に考えてみようと思います!
ワードローブ考察は、アイテムを単体ではなく、コーディネート単位でもなく、持ってる洋服全体を通して考える為、
最もファッションを包括的に捉える事が出来るんじゃないか?と私は思っています。
ファッションは好きだけど、なぜか自分の持っている洋服がまとまらない。。とお感じの方には是非ご自分でも試してほしい企画です。
とりあえずワードローブの意味が分からないって方もこれから説明しますので、ある程度までは読み進めてみて下さいね!
それではやっていきましょう!
ワードローブって何?
WARDROBE(ワードローブ)なんて単語は初耳って方もいらっしゃるかと思うので、
ワードローブの定義や行う意義を簡単に説明しますが、詳しくはこちらの記事にて書いています。
ワードローブとは英語で洋服ダンスやクローゼットの意味で、そこからの比喩で『持っている洋服の全て』という意味になります。
即ちワードローブ考察とは持っている洋服全てをトータルで考えるという意味で、ワードローブを一から見直すという事は、洋服をゼロベースから考え直すという意味となります。
ワードローブを考える時は着る人の生活から考える
例えば、平日はスーツ。私服は土日だけ。という人間のワードローブと、
学校も遊びも全部私服。という大学生のワードローブは大きく異なるでしょう。
また、フリーで自宅で仕事をしている人、会社に通っていてスーツで仕事をする人、趣味で服が汚れたり消耗が激しかったりする人、等々
それぞれの生活の違いや住む場所によっても快適な服装が違ってくるはずです。
要は適切なワードローブを考える時は、同時にその人の生活スタイルも深く汲み取らなければいけないという事ですね。
今回は私自身のワードローブを例に考えていこうと思うのですが、
読者さんにも伝わるように、私の生活がどんなものかを初めに明らかにしておこうと思います。
- フリーランスで自宅内での仕事の為、仕事着に制約はない。
- 人前に立ったり、服装に気を使わねばならない場に出席する事も今のところない。
- カジュアルな格好も好きだがスーツのようにかっちりしたファッションもしたい。
- 趣味でガーデニングや日曜大工をするが、その時も好きな服でやりたい。(ワークマンで買ったような格好はしない)
- PCに向かう時は肩が凝りやすいので楽な格好が良い。
- 健康のためにランニングをする。(スニーカー&ウエアは必要)
- 基本は寒がり。冬は雪も降る。
- 痩せ型体系。(太る気配なし)
ざっと、こんな感じです!!
まずは、カジュアルなボトムスから
カジュアル =私服(街着、部屋着、アウトドア、軽作業含む)の
ボトムス =ズボン、パンツ等の事。
から始めます。
まず最初に、カジュアルな格好を考えるんですが、
カジュアルと言うと、私の生活には大きく分けて4つのシーンがあると思います。
- 街中や都市部で遊ぶ
- 山や川などアウトドアな場所で遊ぶ
- キャンプやガーデニング、DIYなど軽作業を含む時
- 家にいる時(ブログを書いたり食事したりする時の格好)
この4つのパターンをまとめて【カジュアル】として考えたいと思います。
ワードローブは靴やボトムスなど下半身から考えはじめる
服を選ぶときトップスから考えがちですが、靴やボトムスの方がトップスに比べ所持数が少なくなる筈なので、ワードローブ計画の順序としてはボトムスや靴から考え始めると良いと思います。
私の場合、靴とボトムスの相性を考えつつ、全体の印象(イメージ)を固める所からまず始めます。
ボトムスを選ぶ基準
ボトムスを選ぶ基準ですが、まずはシルエットが、太いのか?細いのか?からですね。ここが一番見た目や動きやすさに影響してきます。
トレンド的には長らく細身が続いていた(スキニーが定番だった)事もあり、多くのファッションピーポーたちが細身に飽きているだろう。という事もあってか、アパレル関係者はワイドパンツを推していますね。なのでトレンド的にはワイドが旬でしょう。しかしながら、重要なのはトレンドよりも【自分の感覚】ですから、自分自身がタイトなボトムに飽きていればワイドに行くのも良いでしょう。
私の場合は、20代前半からずっとクラシックなワークウェア、所謂アメカジファッションを通してきたので、周りが細いパンツを履いていた時に、太いワークパンツを良く履いており、世間とは逆で今太いパンツには飽きています。
逆に、皆さんが履き飽きたであろう【スキニー】の方に新鮮味を感じます。大分ずれてますね笑
↑20歳~29歳まで、こういう感じの格好をしていた。
それに、キャンプやガーデニング、家のリノベーション(DIY)なんかの時に、必ず作業着として太めの軍パンやデニムをブーツと一緒に履く事になるわけで、それも考慮すると、おしゃれ着は細身のボトムスで行こうと思います。
↑前から言っているが、今はこんな格好がしたい。(右の人ね)
という事は、スキニー ~ スリムテーパードぐらいのジャストサイズなインディゴデニムか黒スキニー、
もしくはチノパンやスラックスなどが候補となりますが、これまで殆ど履いてこなかった事とドレスアイテムとの相性の良さ、ストレッチが効いていて室内でもリラックスできるし、洗濯にも強い。履き込んでボロくなっても雰囲気が良さそう。という観点から、
ボトムスは【黒スキニー】(黒の細いズボン)にしようと思います。
(今履いているデニムがまだまだ履けるので、黒スキニーを買うのはいつになるか定かではありません。しかしいつかは必ず買うと思います。)
さて、となるとお次はどのブランドの黒スキニーを選ぶか?という話になるんですが、
私は今履いているA.P.C.(アーペーセー)のデニムを通じてA.P.C.がコンセプト含め非常に気に入っている事もあり
A.P.C.のプチスタ(PETIT STANDARD)のブラックが良いんじゃないか?と思っているわけです。
価格は約20,000円ですね。
私の場合、この黒スキニーを履き込んで、ボロボロになったとしても個人的に愛着を持っていたい。
その1点を叶えるため、自分自身のモチベーション維持の為だけに、細部まで満足のいくデザインの値段が高いブランド品を買っている。と自分では思ってるんですが、
これは完全に趣味でブランド品だからよりカッコいい!とかブランドだから女性にモテる~!とかはきっと無いと思うのでその辺は勘違いしないでください。
もし同じように黒スキニーを検討していて、値段を安く抑えたい。というのであれば、黒スキニーのまとめ記事にも上げたとおり、D collectionの黒スキニーが価格が控えめでおすすめです。
インディゴデニムは色落ちがあるので、別ものですが、黒スキニーをケチって安く買うというのは、この後続く靴をケチるのとは違って、
見た目の安っぽさの伝わりづらさから考えても、全然アリな選択肢だと思います。
という事でまず秋の、
- 街中や都市部で遊ぶ
- 家にいる時(ブログを書いたり食事したりする時の格好)
この2つのシチュエーションは黒スキニーで決定です!
あとは、
- 山や川などアウトドアな場所で遊ぶ
- キャンプやガーデニング、DIYなど軽作業を含む時
で履くボトムスなんですが、私は洋服屋時代に買って履きまくってる、A.P.C.のNEW STANDARD/30inch(インディゴ)や、
ほぼ履いてないけど売らずにとっておいた、レルウェンの軍パン、TENDERLOINのピケパンツ等が手元に”わっと”あり、
これを売ったり捨てるのも出来ないので、贅沢にも作業着として使っております。(もっとあったんですが売ったり親父にあげましたw)
↓ちなみに、これがA.P.C.のニュースタ(30inch)
↓これはレルウェン(Relwen)の軍パン。
しかし!
もし、今アウトドアや作業時に履くボトムスを何も持ってとすれば!
新たに買う事を考えなければなりません。
その場合私なら、
やっぱこんなイメージで、色々試行錯誤した結果、Levi’sの現行501を買うんじゃないか?って思います。
さすがに2万円以上出して、ブランド品は買いません。一から買うとしたらね、
部屋着のボトムス
続いて、寝る時の部屋着なんですが、秋の部屋着は夏から使っている薄い裏毛(スウェット)の短パンと、少し寒くなってきたらユニクロで買えるNIKEのテックフリースのような綿/ポリのジャージパンツを履きます。この辺は特にこだわりはないですが、色は出来ればグレーと黒に統一していきたいですね。枚数はショーツが2枚、ロングパンツが1枚でやりくりしてます。
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/189594-03
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/180729-08
フォーマルのボトムス
ビジネスマンであればここにビジネススーツが入ってくるわけですが、私にはありません。しかしながらお葬式などの法事で着る式服と、結婚式等で着るフォーマルスーツはめったに着る事は無いですが、持っていなければなりませんね。なので、
- 黒の喪服の組下(組下=ジャケットと同じ生地で作ったスラックスのコト)
- 結婚式に着るネイビーの3ピースの組下
フォーマルに関しては別枠でやるのでその時にまとめて記事にしたいと思います。
という事で、秋のワードローブのボトムスは7本。
- A.P.C.の黒スキニー
- Levi’sの現行501
- 部屋着のユニクロジャージ(ロング)
- 部屋着のユニクロスウェット短パン×2
- 喪服のスラックス
- 結婚式用のスラックス
次回はこれに合わせてシューズをまっさらな状態から選んで行こうと思います。
それではまた次回!