30代男性(メンズ)にドレスシューズをおすすめする理由

BEST-SHOES

突然ですが、あなたは鏡に映った自分を見て「もう若くはないのに何故か学生っぽさが抜けない」「スタイル全体がぼやけて安っぽく見えてしまう」「何か統一感に欠ける」と感じたことはないだろうか?

 

実はファッションのコツがつかめていないと、何を着てもそんな状況に陥ってしまう事がある。私もそうだった。洋服屋時代の私は、そのようなお客様を見つけると決まって「良い靴を勧めるようにしていた。」靴を履き替えたお客様がとても満足そうに店を後にする事を今でもよく覚えている。

前回よりスタートした私自身のワードローブ計画の続きとなる今回は、「靴」にフォーカスする。
大人でかっこいい30代ミニマリストの為に、「あなたを劇的に変える最高の靴は一日たったの27円で買える。」という事実をご紹介する。

これが分かれば、あなたのファッションは劇的に大人っぽく、よりエレガントな見え方に変化するだろう。

 

ミニマリストが買うべき靴の条件とは?

 

ひと口に良い靴と言っても、単に高級という意味ではない。ミニマリストにとっての「良い靴」とは以下の条件をクリアしていなければならない。

今履いている靴や、これから買おうとしている靴があるのであれば、この条件を満たしているか?今一度確かめてみるといいだろう。

 

1.流行に流されないデザインか?

 

靴とはそもそも流行の影響を受けづらい存在ではある。しかしその中でもスニーカーとドレスシューズを比較すると、ドレスシューズの方がより流行の影響を受けづらいと言えるだろう。その分一足の単価が高い為、基本的には10年は履かないと元が取れない。ドレスシューズを選ぶ際はそのつもりで購入しよう。色は落ち着いた黒や茶が大半なので大丈夫だとは思うが、明るい茶を選んだ場合合わせる服の色や、対応できるTPOの幅は確実に狭くなるのでそのつもりで。基本的に黒や濃い茶色を選べば問題ない。
イタリアの伊達男をチェックすれば一目瞭然で分かるが、いかした男の足元はドレスシューズで始まり、ドレスシューズで終わる。私もメインシューズはシンプルなドレスシューズを選ぶことにする。

 

ドレスシューズコーディネート

黒コーデ 着こなし メンズ 【最新】/男前研究所

 

気分や目的地に合わせて複数所持を前提とすれば、何も悩む必要は無いのだが、ミニマリストにとってのメインシューズは様々なTPOに対応する汎用性が求められる為、奇抜なデザインやロングノーズ(実際には足が入らないつま先の捨て寸が長いデザインの事)を選ぶことなく、よりトラディショナル(伝統的)なスタイルを選ぶように心がけていこう。特にトウ(つま先)の丸みが重要で、丸すぎてもドレス感が無いし、尖り過ぎてもいけない。基準になりそうな靴はいくつもあるが、私が好きなAldenのバリーラストという木型を用いたプレーントウシューズを紹介しておく。これぐらいのつま先の形状を丸すぎず尖り過ぎない丁度良いトウと感じて貰えれば問題ないだろう。

 

Alden/990 – BUYMA.com

 

2.雨に降られても大丈夫か?

 

ドレスシューズのアッパー(底以外の足を覆っている革)は基本的に天然の革が大半を占めている。革の中には雨に弱い(水分を含んだときの変化が目立つ)特殊な革があるので購入時には注意が必要だ。服好きの間で有名なコードヴァンという種類のレザーはこの雨に弱い革の筆頭に挙げられる。コードヴァンは農耕馬の臀部からわずかにしか取れない貴重な皮革で、特にそのみずみずしい光沢感で知られるが、元々は表面の繊維が立っているものを、抑え寝かせて光沢を出している為、水分を含んだ場合寝ていた表面の革が起きてしまいシミの様に目立ってしまう。手入れする事で元に戻せるようだが、とても手がかかってしまうので雨の日を避けて履く人が多い事には間違いない。もし、メインのシューズにコードヴァンレザーを使用したシューズを選んだ場合、ほぼ確実に「雨の日用」に別のシューズを用意する必要が出てくるので気を付けて欲しい。これが嫌な場合は一般的なカーフ等のスムースレザー(表革)に防水処理をして履くことをお勧めする。

更に、雨の日にはもう一点注意が必要な個所がある。それはアウトソール(靴底)だ。ソールはアッパー以上に水とダイレクトに接する為、例えばレザーソールは雨に濡れて放っておくと最悪の場合カビが発生する。正しいメンテナンス(乾燥と保革)をしていれば問題ないのだが、初心者の方には手のかからないラバー(ゴム製)ソールをお勧めする。ラバーはメンテナンスフリーなだけでなく道路との接着面が凸凹しており水が逃げる隙間があるデザインが多い。雨でも滑りにくくなっており、安全性の面からもお勧めする事が出来る。デメリットとしてはフォーマル度の高い場面にはそぐわないのでその点だけ注意なのだが、余りにゴツゴツしたものでなければこの日本では特に気にする事もないだろう。ドレスシューズにおける有名なラバーソールの一つに「ダイナイトソール」がある。

 

ダイナイトソール/labo-msr.com

 

3.ソール(靴底)の交換が出来る構造か?

 

上に10年履ける必要がある事を明記したが、タイトルにある27円の根拠は27×10で98550。即ち27円が10年で約10万円になる計算からはじき出した価格である。私が考える良い靴とは、これから述べる修理費も含めて10万円はかかると見込んでいる。しかしながら、逆に良い靴にかかるコストは10年愛用することで27円にまで小さくなるという事だ。

ただし、1に述べた普遍的なデザインのシューズを手に入れても、手入れも何もしないで10年履くことは難しいだろう。毎日のように靴を履いていれば、当然ソールは削れて薄くなってくるし、場合によってはステッチが切れたり革に補色する必要が出てくるかもしれない。その際、「メンテナンスショップに持ち込めば修理が可能な構造になっている。」という事が非常に重要だ。購入時には数年後確実に訪れる修理の事まで確認しておくことが必要だ。
ただし、これに関しても、ある程度の価格以上の物であればドレスシューズは比較的ソールの交換が可能な構造のものが多いので、あまり神経質になる必要もない。もし購入時に聞く機会があれば、是非確認しておくとよいだろう。それと肝心のメンテナンスショップだが、都内や各主要都市には有名な修理専門の店があるし、もし近所に無い場合でも今の時代は宅急便での修理受付も可能だ。私も田舎住んでいるので、滅多な事がない限り直接店に出向くことは不可能だ。しかし過去何度か靴を送ってやり取りした経験があるが、正直言って店に直接出向くより楽な事すらある。相手は修理のプロなので、コミュニケーションはメールでも十分可能だ。

有名なのは都内だとユニオンワークスだろう。

 

いかがだろう。

基本的に上記の3点を確実にクリアしていれば、ミニマリストの為の良い靴と呼べるのではないだろうか。

次回はより具体的なブランドや写真を掲載して、私おススメの厳選モデルを紹介していきたいと思っているので、

ぜひ期待してお待ちいただきたい。