突然ですが、
タイトルで『おすすめ』とかぬかしといて、ほんと申し訳ありませんがっ!!
私これまでの人生で、オフに『黒スキニー』を履いた事がありません(笑)
あっちなみにレディースにおすすめの黒スキニーは別の記事にて書いていますので、
こちらからどうぞ~ ↓ ↓
黒スキニーを履かなかった理由
黒スキニーと言えば、もはやメンズボトムの超定番ですよね。ええ知ってますとも。
それなのに、俺ってやつはこれまで一度も取り入れようとしなかったんです。(頑固)
でも、それにはそれなりの理由があるんですよ!
まさかの、服に無頓着(どーん)とかいう元も子もない理由ではございませんので安心して読み進めて下さいね笑
履かなかったいいわけ
- オーバーオールのような太いストンとしたシルエット(昔ながらのワークウェア的な)が好きだったから。
- インディゴデニムの色落ちにこだわっていたから。(いわゆる履き込みというやつ)
- 黒スキニーは一時の流行りだと思ったので、敬遠していた。
- 体系が痩せ型なので、細身のパンツを履く事で更にガリガリに見られるのが嫌だった。
などの理由です。きっと共感してくれる人もいるんじゃないでしょうか?
ファッションデザインの学校に通っていた時、アルバイトで古着屋さんで働いたのですが、
そこにあった『チープマンデー』も人気でしたが履きませんでした。
(正直履いている人に関してはキモイと思ってました。すいません!!)
卒業後にセレクトショップで勤務していたんですが、その時も5年以上働いていて一度も履きませんでしたからww
本来なら黒スキニーに需要があると分かっていたなら積極的に販売すべきなんですが、
その時は自分の好きなファッションに夢中で眼中にありませんでした笑
我が勝ってしまったんですね。(反省してます)
そして、ファッションに関係のない別の仕事に就いた時、生まれて始めて黒スキニーを履いたんですね。
履いた理由は単純で、『シンプルな黒のボトム』とユニフォームが決められていたからでした。
言うなればアップルストアみたいなノリですね。
その時はユニクロの黒スキニーをヘビロテしてました。さすがに仕事ではワイドパンツは履けないですから。
そこから黒スキニーを超調べた
なので、私はこれまでに黒スキニーはユニクロしか履いたことがないです。
(黒スキニー以外のインディゴデニムやスラックス、ワークパンツ等は数えきれないくらい履いてきましたが)
そんな私が、ある写真をきっかけに、強烈に黒スキニーを履きたくなってきました!!!
それがこちらの写真 ↓
どうですか?なんか『よさげ』ですよね??
私は今年から三十路突入となるんですが、
きっと神様も『もっと大人っぽくなりなさい!』っておっしゃられているのだと思います。
それぐらい唐突な出会いでした。
とにかくこの写真のように、『シンプル』で『大人っぽい』ファッションに挑戦したくなる年頃なんですかね。
それから黒スキニーをネットで検索しだしたんですよ。
2017年、メンズの黒スキニーと言ったらまさに不動だった
今は2017年ですが、今年の『黒スキニー』の存在感たるや、凄い勢いなんですね。
正直ここまで推しが被っているとは..笑
例えば業界でなら、ファッション指南で活躍されている『MBさん』
Youtubeでメンズファッションの動画を上げてらっしゃる『げんじさん』
有名な方が、こぞって『黒スキニー』をお勧めしてるではありませんか。
正直買うのがちょっと嫌になりましたよ(笑) いや、根っからのあまのじゃく気質なんでね私..
いやーここまでとは知りませんでした。ファッション業界から離れてからしばらく全然服の事考えてなかったんで、
情報を終えてなかったんですよね。だからマジで知りませんでした。
このブログでもちょいちょい綴ってきてますが、まあそれからというもの暇さえあれば『黒スキニー』ですよ笑。
ユニクロにも、もう何度も試着に行きました。ユニクロさんいつもありがとう。
という事で、せっかく『黒スキニー』の最新情報についてガッツリ詳しくなったわけですから、
この情報を広めない手はない。ということで、
この記事を書くに至っております。経緯はご理解いただけたでしょうか?(私事ばかりですみません!)
『アパレル事情通』の細かすぎて伝わらない説明
私、こう見えて学生時代からファッション業界に長く携わっておりまして、
業態の異なる3社で計10年間、細々とですが洋服に関わってきました。
なので、アパレルの裏側を知るいわゆる事情通ってやつです。はい。
別に大したことではないのですが笑、せっかく黒スキニーを紹介するわけですから、
私ならではのオリジナリティーを出しつつこの記事をお送りしたい。
それならば!という事で、一般的にはあまり関心を持たれない、服好きならではの目線で、
見ている人には細かくて伝わらない説明をしてみたいと思います笑
ランキング形式でお伝えしようと思うのですが、
あまり対象を増やしても『おすすめ』にならないので、
コストパフォーマンス部門とブランド力部門でそれぞれ3社。
計6本の黒スキニーを紹介していきたいと思います!
ちなみに分かりにくいかもしれませんが、
以下の指標に従って評価を付けていますのでご了承ください。
評価項目の見方(※若干ギャグ要素を含みます)
例)
低価格度:新品購入時の価格が安い程星を増やしています。
ブランド力:主観が混じらないよう、中古市場の値崩れ加減で判断しています。星が多いほど値崩れしにくいという意味です。
知名度:一般に名が知れている程星を増やしています。商品への安心感は増す一方で、アイテム被りの確率は増えるので一長一短となります。
ストレッチ度:品質表示から、ポリウレタンの混紡率を確認し、生地がどのくらい横に伸びるのかを想定した値です。履きやすさが向上し、膝ヌケが起こりにくくなるでしょう。
テーパード度:基本的にスキニーシルエットは、腿から裾まで足にフィットさせるデザインですが、よりブランドごとのシルエットのクセを把握するために腿幅と裾幅の落差を計算しました。
厳密にはパンツの総丈が異なるので単純比較は出来ないのですが、重要な個所なのでわかる範囲で比較しています。
私のマイサイズの28インチで比べていますが、星が多ければ多いほど裾に向かって細くなる落差が激しいという意味です。(あくまで参考程度にお考え下さい)
付属の高級感:生地は見た目に大差がない為、ボタンやジッパーリベッド等の付属品が安っぽく見えないかをチェックしました。星が少ないほど安っぽく見えたという意味です。完全に主観です。
サイズ展開:サイズの展開数を見ています。星が多いほどより多くの人が履ける事になります。
オンス(生地の厚み):生地が厚いほど星を増やしています。厚ければ良いというモノではありませんし、これも好みです。厚ければ風を通しにくく、薄ければ熱がこもりにくいです。あまりに薄いと生地が破れやすくなります。
それではまず、コストパフォーマンス部門からどうぞ!(あー疲れたw)
黒スキニーのコストパフォーマンス別ランキング
第1位:ユニクロ(圧倒的)
評価
低価格度:★★★★★(5点):¥2,990+消費税(通販では送料別)
ブランド力:★☆☆☆☆(1点):中古では値がつかない場合あり。
知名度:★★★★★(5点):日本では知名度マックスです。被り率もマックスです笑
ストレッチ度:★★★★★(5点):綿94%/ポリウレタン6%:履きやすさ100%。デニムを履いてるというよりもはや細いスウェットみたいな
テーパード度:★★☆☆☆(2点):(28インチ)わたり28cm/裾16cm/(試着した感想:テーパードは弱め、足首やや余る感じ)
付属の高級感:★★☆☆☆(2点):悪目立ちする雰囲気はないが、あくまでファストファッションレベルです。付属もオリジナルで作ってるならもう少し良い感じに改良できそうな気はする。
サイズ展開:★★★★★(5点):27インチ~44インチまで展開されています。(ネットでは一部在庫切れあり)他ではありえないレベルで最強クラスです。ただしケツデカい人や腿が太い人はそもそもスキニーを選ぶ必要ないのでは?って事も考慮に入れて下さいね。
オンス(生地の厚み):★☆☆☆☆(1点):9.5オンス(薄め)良し悪しではなく、単に薄めだという事。一般的なノンストレッチデニムで13~14オンス。
特徴
間違いなく、日本で一番売れている黒スキニーだと思います。
売れている理由ですが、商品のクオリティーというよりは、店の圧倒的知名度&値段&販売網の広さ(店舗数)ですね。
とにかく時代に合ってるし、買いやすさがNo.1。
私自身、自分で調べるまではユニクロの価格に対抗できるようなブランドなんて他に知りませんでしたから、
殆どの人にとってはユニクロ以外の選択肢なんて無印くらいのもんでしょう。
価格が似ているのでよく引き合いに出されるH&MやZARAですが、ZARAはメンズに弱いし、
H&Mはトレンドアイテムに強いですが、こういう定番モノに弱い(細かいところがザル)印象があります。
無印やGAPは微妙に高い印象です。
品質ですが、正直ポリウレタン混ぜ過ぎな気はします。(ストレッチを効かせ過ぎ)
これは好みの問題ですし、一般受けする為にとにかくタイツの様に伸びる事を優先させた結果だと思います。
まあ、実際売れてるので全く問題ないわけです。
私が実際に履いていて思ったのは、ジャストサイズで買ったはずのウエストが、
履いていると伸びてだぶだぶになってきてしまう事。洗濯で一旦は縮むんですが、また一週間も経たないうちにだぶだぶになる。
ここは嫌でしたね。
シルエットはテーパーが弱めで、裾がスキニーな割には広いかなと感じます。
スキニー初心者の私にはいいんですが、全体のフィットも同じウエストで比較するとスキニーという割にはゆるめです。
良くも悪くも大衆向けに意識して作られている印象ですから、ユニクロが狙った黒スキニーとしては完ぺきなんではないでしょうか。
第2位:Dcollection(ネット専用)
評価
低価格度:★★★★☆(4点):¥3,980(税込み)ユニクロに迫る安さで正直驚き。¥8,000以上買うと送料無料。
ブランド力:★☆☆☆☆(1点):中古では値がつかない場合あり。
知名度:★☆☆☆☆(1点):検索上位にはヒットしますが、ファッションピーポー界では知名度は0に等しいです。ターゲットはそもそも一般向けで、服オタク向けではないので全然OKなんですが。ネットで服を頻繁に買う人の間ではもしかすると有名かもしれませんし、人と被りたくない人にはむしろ穴場かも。
ストレッチ度:★★★☆☆(3点):綿97%/ポリウレタン3%:ストレッチ感を充分感じるレベルです。個人的におすすめの度合い。
テーパード度:★★★☆☆(3点):(Sサイズ)わたり25cm/裾14.5cm/ユニクロ比較:一回り、よりスリムになり、裾も細い
付属の高級感:★☆☆☆☆(1点):基本ベルトで隠れて見えませんが、つるっとした安っぽいフロントボタンです。安っぽい。
サイズ展開:★★☆☆☆(2点):SからLL(27インチ~32インチ)ぐらいまで展開されています。細身~標準体型をカバーしている感じ。
オンス(生地の厚み):★★☆☆☆(3点):生地厚の明記無し。生地の厚さ:普通と表記アリ。分かりやすさを意識してのことと思いますが、数字の明記は出来ればして欲しいですね。
特徴
DCollectionは実店舗での販売をせず、ネットのみで流通させている業態の我が地元福井発のアパレルメーカーさんですね。
ユニクロが山口県発ですから、DCollectionさんも是非デカくなって貰いたいもんですよね!
これは商品とは直接関係ない話ですが、この様に低価格を実現できるのは大概がSPA(製造小売業)
と呼ばれる製造(企画)から販売までを自社で一貫してコントロールしている方式の企業。
在庫リスクを全て自社で負っている分、問屋など仲介を通さず、中間マージンがカット出来るので上代が安くなるからくりです。
今アパレルで調子が良いところは、ほぼほぼこのSPAなので、DCollectionも時代にマッチした業態だと言えます。
Dcollectionは、価格がユニクロと比べて¥1,000ほど高いですが、特にこれと言ってその¥1,000分の違いはネットからでは見つけられませんでした。ですが充分と言っていいほど安いので売れる価格帯だとは思います。
ユニクロとの大きな違いとしてストレッチの具合と生地の厚み、シルエットの違いがあると思います。
ストレッチはユニクロのように効かせ過ぎると履きやすい反面すぐに伸びてしまいます。
生地は好みにもよりますが、少し厚手の方が肉感を拾わないので好きって人も多いはずです。正直ユニクロは薄めです。
シルエットはユニクロの項で書きましたが、ユニクロは悪く言うと中途半端な細さです。
人によっては同じウエストサイズでもより足首がキュッとしまった細身な黒スキニーを探しているかもしれません。
そういった方にはこのDcollectionが良いのではないかと思います。私が見た感じですがおすすめです。
写真から見れるのは織り方はデニム同様の綾織で、ユニクロと比べてやや厚手そうな素材感。色はマットな濃い黒です。
第3位:SPUTNICKS(スプートニクス・WEB販売限定)
評価
低価格度:★★☆☆☆(2点):¥9,000(+消費税)送料一律¥600:ユニクロの価格帯というよりは、デニムの王様リーバイスに近い価格帯ですね。充分コスパの高い価格帯のプライスですが、ユニクロ見た後に見ると高いと感じるのは何故だろう笑 いつも2万以上するボトムをホイホイ買っていたのに…笑
ブランド力:★☆☆☆☆(1点):中古では値がつかない場合あり。
知名度:★★☆☆☆(2点):SPUTNICKS(スプートニクス)はWEB限定で運営しているショップなので、知名度という点ではあまり知られていないのではないでしょうか?ただスプートニクス自体は結構前からあって、私の以前のルームメイトが履いてました笑。なので割と通販で服を買ってる層には有名なのかも。キレイ目ファッションを猛プッシュしているショップですね。実物は普通に美脚シルエットでしたよ。
ストレッチ度:★★★★☆(4点):綿97%/ポリウレタン3%:とても履きやすくちょうどいいレベルだと思います。
テーパード度:★★★☆☆(3点):(Mサイズ・スキニーシルエット)わたり26cm/裾14.4cm/ユニクロ比較:裾口幅が細くなった感じ。
付属の高級感:★★☆☆☆(2点):ジッパーはゴールドで、フロントボタンやリベッドはニッケルっぽい感じ。色は鈍い色なので目立たないですが、ちぐはぐなのは。ちょっと残念。まあベルトするともれなく見えなくなりますが笑
サイズ展開:★★☆☆☆(2点):SからXL 細身~標準体型をカバーしている感じ。
オンス(生地の厚み):?(?点):オフィシャルに記載なし。明記されていないので断言できませんが、生地が【ピケ】という素材(織り方)で、ピケはコーデュロイの仲間でコーデュロイ程ぼこぼこして見えませんが、やや厚みを感じ安い生地です。写真を見た感じでもやや厚手なのかな?と思わせる素材感なので履いた感じはしっかりした印象を受けそうですね。
特徴
ユニクロと比較すると値段は上がりますが、その分特徴的な素材であったり、裾幅のだぶつかないシルエットであったりと、
選ぶ理由は見えそうなのでピックアップしました。
シルエットが写真で見た感じ、よく研究されていそうで、きっと高級ブランドをよく研究したりして、
高く見えそうなシルエットを意識して作られているんだと思います。それ程足に沿ったシャープなシルエットが特徴です。
リピート率が自慢のボトムスらしく、特設ページもあるのでよかったら下記の商品ページからどうぞご覧ください。
コスパ部門の総評
見ての通り価格の激安競争みたいなもんなので、完璧を求めるのは野暮というモノ。
なので、それなりの見た目とクオリティーを備えており、ユニクロと差別化できている3本をピックする事にしました。
本当は松竹梅で言うところの日本人が好むと言われている『竹』な商品、¥7,000~¥12,000ぐらいの価格帯のメーカーも、
一昔前はコスパブランドと呼ばれていたのですが、正直言ってその辺のゾーンを買うのであれば、
思い切ってこれから紹介する『ブランド感のある黒スキニー』を買うか、
割り切って『コスパ重視黒スキニー』を買った方が良いと思うんですよね。
なので混乱させないように今回はその辺のブランドは省いています。
一言で差別化すると、
服好きの悪いところで、すぐウンチク臭く、だらだら書いてしまうのですが、
頑張ってこの3ブランドの黒スキニーを一言で差別化してみましょう。
『まずは1本目という方は手軽なユニクロ。同価格帯でよりプレミアムジーンズっぽい素材感やシルエットが欲しければ、ディーコレクションやスプートニクスの黒スキニーを試してみてはいかがでしょうか?』
黒スキニーのブランド力別ランキング
評価項目の見方(※ギャグ要素あり)
例)
高価格度:新品購入時の価格が高い程星を増やしています。
いわゆるプレミアムジーンズと呼ばれる、高付加価値を売りにしているデニムは、
安ければよいというわけではありませんよね?
いかに高くても買いたいと思われるか? これが勝負なので安売りは基準としませんでした。
むしろ高いくせに話題になってる。これが重要なんですよね。
第1位:Nudie Jeans
評価
高価格度:★★★☆☆(3点):¥22,680(Amazon):高付加価値ジーンズブランドの中では比較的安い方の分類だと思います。もっと高いブランドはゴロゴロあるので。(売れているかは別)ファッションオタクなら出せる金額です。
ブランド力:★★★★☆(4点):中古市場でも割と人気があると思います。(デニムの場合は状態にもよります。)高付加価値!というよりも知名度は抜群にある。というイメージです。
知名度:★★★★★(5点):ブランドの黒スキニーと言えば『ヌーディー』というぐらいよく売れていて、履いている人も良く見ます。
ストレッチ度:★★☆☆☆(2点):綿98%/ポリウレタン2%:ストレッチだなーとぼわっと感じるレベルです。めちゃくちゃ伸びる!とはなりません。比較的、型崩れは起こしづらいでしょう。ノンストレッチの細いパンツを履いていた人からすれば快適に感じると思います。
テーパード度:★★☆☆☆(2点):(28インチ)わたり24cm/裾16cm/数値的にはテーパーは弱く、その分腿から細いです。ただし、ヌーディーのシルエットは特有のものがあるので履いて個人の主観を考慮しないと何とも言えません。世間的にはバックシルエットが良いとされています。(バックヨークが長く腰履き感が出る。プリケツになりづらい。)
付属の高級感:★★★★☆(4点):ブランドネームの刻印入りオリジナルフロントボタンを使用しており、明るめのクリーンなシルバーで洗練された印象を受けました。リベッドは突起が表側に出ないタイプ。ボタン、ジッパー、リベッドと全てシルバー(色)。満足できるレベルだと感じます。
サイズ展開:★★☆☆☆(2点):仕入れによりますが、Amazon在庫は29インチ~32インチまででした。メーカーがいくつまで企画しているかは不明ですが、そもそも細身体系向けです。レングス(丈)も選べるようです。
オンス(生地の厚み):★★★☆☆(3点):11.75オンス(スキニーでは普通)一般的なインディゴデニムと比較すると薄いですが、黒スキニーだと大体このぐらいの厚さが普通のようです。良し悪しではないので、好み次第です。一般的なデニムが13~14オンス。
特徴
調べていて初めて知ったんですが、ヌーディーってイタリア製なんですね。
黒スキニーが日本の市場でもてはやされる様になった直接的要因はディオールオムだと思いますが、
一気に普及しだした辺りで特に人気があったのがこのヌーディージーンズだったと記憶してます。
先行者利益ではないですが、それで一気にブランドが定着したので今回一位にしました。
パンツの特徴としては、これまでのジーンズファンを取り込んだ履き込みカルチャーを踏襲したことがデカいです。
オーガニックコットンを使用するなど北欧ブランドのナチュラルなイメージも相まって、ブランドパワーを造成していますね。
黒スキニーで色落ちを楽しむ人は珍しいと思いますが、将来的にダメージを期待するのはアリなので、
インディゴデニム同様、洗わず履き込み!と意気込んで育ててみても良いかと思います。
また、シルエットにも定評があり、タイトながらも体系を補正するような絶妙なバランスらしいのですが、
その辺は各社パクリパクられの世界なので、ヌーディーだけが独自なわけではありません。
唯一バックヨークが標準に比べ明らかに面積が大きいのが見て取れます。
ヨークはお尻の盛り上がり、すなわち立体感を拾うのが目的ですが、
生地の切り替えとヒップポケットの位置を下にずらす事にバックヨークの視覚的効果を利用したのではないか。と個人的に思います。
ちなみに、よく売れている型番はTHIN FINN(シンフィン)だと思います。
第2位:A.P.C
A.P.C.公式より
評価
高価格度:★★★☆☆(3点):¥24,840(オフィシャル):モノによりますが、これはヌーディーより¥2,000程高いですね。インディゴの方が生産本数も多いからか、もう少し安いです。為替や原材料高騰を理由に数年前と比較して値上がり傾向にありますね。
ブランド力:★★★☆☆(3点):私の主観ですが、ミーハーなファンはあまりいないと思いますが、日本ではシンプル志向の人に支持されているイメージです。A.P.C.はブランディングが上手いので、どのジャンルにもハマらない独自性があり、時代の波に大きく左右されないイメージですね。これはブランドの価値にとってとても大事な概念で、ドメスティックブランドは流行り廃りの波が激しい傾向が強く、当たると大きいのですが、数年後見る影もない位存在感が無くなってしまったりすると、買ったユーザーとしては嫌ですよね。そういう意味ではA.P.C.は1987年創業と割と長くやってるブランドという事もあり、老舗まで行きませんが、安心なブランドと言えます。
知名度:★★★★★(5点):実はヌーディーもそうなんですが、A.P.C.も黒スキニーというよりインディゴデニムで人気のあるブランドなんですね。というのも、私自身の印象だと服オタクはあまり黒スキニーを神格化しているようなイメージが無くって、どちらかというとインディゴデニムを履く人の方が多数派なイメージがあります。逆に、大手セレクトショップのオリジナルやファストファッションをメインで買っているような洋服と程よい距離感で生きている一般層は黒スキニーを強烈に支持している印象があって、ヌーディーやAPCはどっちかって言うと値段もするので服オタクよりのブランドですから、まずインディゴデニムありきなイメージのブランドです。かと言って黒スキニーで地位を確立しているブランドも印象に無いので、自然とヌーディーやA.P.C.が脳裏によぎってくるんだと思います。
ストレッチ度:★★☆☆☆(2点):綿98%/ポリウレタン2%:ストレッチだなーとぼわっと感じるレベルです。めちゃくちゃ伸びる!とはなりません。比較的、型崩れは起こしづらいでしょう。ノンストレッチの細いパンツを履いていた人からすれば快適に感じると思います。ついでに生地は日本製。(もはや日本製の生地だから高いとも言えませんが。ユニクロさんのせいです。)
テーパード度:★★★★☆(4点):(28インチ)わたり26.5cm/裾15cm/A.P.C.のブラックデニムは定番だとこのプチスタになると思うのですが、それとヌーディーのシンフィンを比較すると、A.P.C.の方が、めちゃめちゃテーパードです(数字上は)。オフィシャルのサイズ表記で欲しいサイズが全て拾えなかったので、ZOZOで見たのですが、同ウエストで比較して腿はA.P.C.の方が太いのにもかかわらず、裾幅はA.P.C.の方が細いという結果でした。言わばシンフィンは全体的に細いスキニー。プチスタンダードは腿はちょいゆったり裾細めのスリムテーパードという表現になります。
付属の高級感:★★★★☆(4点):A.P.C.の定番デニムシリーズは統一してシルバーの付属になっています。(コレクションラインは知りません)フロントはボタンフライなのでヌーディーとの違いがあります。優劣ではないので好みで選びましょう。質感はとても上品なシルバーなので安っぽさは皆無で満足できるレベルです。もちろんオリジナルボタン。
サイズ展開:★★★☆☆(3点):オフィシャルのウェブ掲載サイズが24インチ~29インチまでで、ZOZOだと24~34までありました。レングスは丈詰め前提で、ワンサイズ。レディースでも売れてるブランドなので24から作ってます。さすがはデニムに力を入れているブランドなだけありますが、Levi’sやEDWINなどの専業メーカーと比べると上のサイズが無いですね。
オンス(生地の厚み):★★★☆☆(3点):11.75オンス(スキニーでは普通)一般的なインディゴデニムと比較すると薄いですが、黒スキニーだと大体このぐらいの厚さが普通のようです。良し悪しではないので、好み次第です。一般的なデニムが13~14オンス。※ヌーディーと同じでした。
特徴
A.P.C.は私自身、インディゴデニムを2本所有していて、
個人的に好きなブランドなので、ついひいき目に見てしまいますが、
今回はブラックデニムなので2位にしました。(理由は知名度の欄を参照すべし)
A.P.C.は高級な部類のブランドによく見られるコテコテなイメージとは逆で、
ごちゃつかず、むしろミニマルさを売りにしているような潔いブランドです。
それでいてユニクロ等のロープライスを売りにするブランドとは
当たり前ですが一線を画す高級感を感じるようなモノづくりをしています。
個人的にはデニム以外にも欲しい服が頻繁に見つかるブランドなので、
そこの黒スキニーという事で自然と期待値が上がってしまうわけですが、
個人的に唯一不満なのはインディゴデニムと同じく高オンスのセルビッチノンストレッチモデルを作って欲しかった。
(多分需要がないんだと思いますが笑)
私は多分近い将来ここの黒スキニーを買う事になると思います笑
第3位:ACNE STUDIOS
評価
高価格度:★★★★☆(4点):¥27,540(ZOZOTOWN):更に価格は上昇し、遂に¥30,000の声を聞こうかというレベルです。貧乏なくせに服にお金を惜しまない私でも、正直デニムに定価で¥30,000以上はかけたくないボーダーを持っていて、Acneでギリギリですね。それでもファッションオタクが中心となって売れてる方のブランドだと思います。
ブランド力:★★★★☆(4点):やっぱり定価が高いので、その分買える人も少なくなり、希少価値という意味ではブランド力が高まります。(見かける頻度という意味での希少価値ね。)それと、レディースでも人気があるので、きっとファッション感度の高い女性が憧れるようなブランドです。そういった女性にシンパシーを持たれやすい。という目線でのブランド力。というのも特筆すべきでしょうか。いわゆるモテ要素ですね。
知名度:★★★☆☆(3点):ちょっと単純評価するのが難しいのですが、ボトムス全体ひいてはアパレルブランド全体として見た時のAcneの存在感は上記の2ブランドと比べて薄い気がするので星を下げました。洋服にそこまでのめり込まない一般人からみてもAcneは知名度が下がると思われます。ブランドは他人から羨まれてこそだ!というタイプの人にはおすすめできないかもしれませんね。そのかわりに『黒スキニー』に限った場合服好きならAcneを想像する人は多いのではないでしょうか。もっと言うとコアなファン、ミーハーな人には絶大な人気がある。といったブランドです。
ストレッチ度:★★☆☆☆(2点):綿94%/ポリエステル4%/ポリウレタン2%:ここにきて初めてポリコットン生地の登場ですね。変わってます!言う程高い比率ではないので大まかに見ればほぼ綿なんですが、ポリエステルが入る事でどういった違いが生まれるかにはとても興味が湧きます。ポリエステル繊維は水分を吸わないので速乾性があります。もっと綿6割ポリ4割ぐらいになるといわゆる作業着に用いられるようなすぐ乾く機能素材の分類になりますが、なにせ4%ですからね。何とも言えませんね笑ちなみにポリウレタンはゴムの様に伸びてストレッチの要素になりますが、ポリエステルは関係ないので、ストレッチ性はきっとヌーディーやAPC同様普通程度です。
テーパード度:★★☆☆☆(4点):(28インチ)わたり25cm/裾15.5cm/一応今回はAcneのいくつかあるモデルの中からMAXというAcneで定番モデルとされているシルエットの物を比較対象に挙げているのですが、このMAXはテーパードというよりは全体的に細いスキニー型ですね。Acneは基本がメチャ細めなので、Webには単純にストレート。と書かれていても太くない(スキニーではない)という風に誤解せず、しっかりと数字で考えるべきだと思います。このMAXも数字的には普通にスキニーですから。
付属の高級感:★★★★☆(4点):シルバー、シルバーと続いていましたが、Acneはボディと同系色の黒っぽいニッケルのような素材感であまり目立たないデザインです。店で扱っていたのでよく見ていましたが高級感はしっかりあるので、そこは心配無用です。
サイズ展開:★★★☆☆(3点):売れてしまってサイズ欠けしていますが、ZOZOでは28インチ~33インチまで仕入れていたようですね。
オンス(生地の厚み):?(?点):ZOZOに記載がなかった為、他サイトへ探しに行ったのですが、見当たりませんでした。
特徴
A.P.C.もそうですが、Acne Studiosもコレクションを行っているブランドで、
シンプルながらもややコレクションプランドなイメージも定着しつつあるブランドです。
(対義語はリアルクローズブランドと私は考えます)
コレクションブランドはデザイナーを筆頭に、クリエイティブチームの考える洋服以外の価値観をデザインに投影したり、
単純に既存の大衆の需要に合わせるというよりは、今存在していない新たな価値観を探るような服作りが主となっているブランドの事だと私は思いますが、
必然的にファッション業界人や美容関係、メディア業界など比較的ビジュアルにこだわった感度の高い人から支持される傾向が高い為、一般層もその動きにつられたりファッションインフルエンサーの影響でブランド感を抱く。という流れです。
Acneの服作りにはそこまで独創性はありませんが、欧米でのブランド力がそのまま日本に来ている印象のブランドです。
デニムに縫い付けられているフラッシャーも印象的ですね。
ブランド力部門の総評
最初にコスパ部門を書いているので、尚更何でこんな高いの?って呆れたくもなるわけですが、
昔ファッション専門学生時代に、『服は安ければ良いってもんじゃない』と言われたことがありました。
どんなにいい服でもそれが安売りされる限りは『ブランド』には成り得ないと思います。
逆説的な理論ですが、安いからブランドになれないわけで、
逆に言うとブランドとは値段が高い事なわけです。
(勿論ファッションビジネスとして成立するためには高価でかつ、売れ続けないと話になりません。)
高価という事はそれだけ大衆化しづらいわけで、着ている人にとっては愛着も持てるしステータスにもなるのです。
平たく言えばその人にとっての特別な一着になりやすいわけですね。
勿論品質が高いのは大前提ですが、何でもかんでも文句を言いまくる大衆に寄せる必要が無いのもブランド服の良いところ。
尖ったデザインが出来るわけですね。
一言で差別化してみる
ヌーディー『北欧の若者』的なナチュラルさと、ストリート感を感じたい人向け。
A.P.C.『ミニマル志向』な人向け。ミニマリストに最適なブランド。
Acne Studios『アーティスト気質』な人向け。ファッションエリート向け。
まとめ
大分長くなったので、ここまで読んでいる人は稀だと思いますが、一応私のリサーチ結果は出し切りました笑
新たに気が付いたことや、もしこの中から購入して履いた場合はその都度加筆していく予定ですが、
もし何か間違っていることを書いていたら遠慮なくコメントで知らせて下さると助かります!
服はセオリーはあれど、ルールはないので最終的にはその人の好みです。
コスパで選ぶもよし、付加価値で選ぶもよしです。それ自体は周りがとやかく言う事ではありません。
ただし、比較して明らかな情報はあるわけで、それを踏まえてこっちの方が良いよ!とか、
明確な理由を基におすすめする事は出来ると思います。
是非あなたにとってのお気に入りの一本を見つけて、膝が破れるぐらい履き倒してファッションを楽しみましょう!
それではまた~。
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