『春のメンズファッション』という事で、『自分にはどんな服装が似合うだろう?』『どんな春っぽい着こなしがあるんだろう?』とお悩みの方に向けて、分かりやすいよう1記事1スタイルでサンプルを紹介していこうと思います。もし気に入れば参考にしてみて下さい!
今回紹介するのは、『ドレス要素のある大人っぽいミリタリーファッション』です。アイテム構成としましてはライトアウター、インナー(シャツ)、パンツ、靴。のごくごく基本的な構成となっておりますので、比較的どなたでも取り入れやすいスタイルとなっております。
それではさっそくイメージから見て行きましょう。
スタイルイメージ
出典:https://jp.pinterest.com/pin/588353138789821453/
このスタイルのポイントとなっているのは、
- シンプルで男っぽい着こなし。
- オリーブ×インディゴ(ブルー)という、とても相性の良い組み合わせ。
- カジュアルな《ミリタリージャケット+インディゴデニム》に対して、ドレス感のある《シャイニーなレザーシューズ+ドレスライクなライトブルーシャツ》というマッチングが絶妙。
- 上下ともにワークウェア+ミリタリーウェアなので丈夫かつ汚れが気にならない実用的な服装。ミニマリストにもおすすめ。
- シューズをドレスシューズにしている事で、大人っぽさを引き上げており、スニーカーで合わせがちな一般人と差別化ができる。
です。
ファッションデータ
季節:春~梅雨前、秋
適正温度:18度~
系統:スタンダード、アメリカンカジュアル、イタリアカジュアル
カジュアル度:★★★☆☆(一見カジュアルだが、大人っぽく見える工夫あり)
適正年齢:ALL (大学生からおじいちゃんまでかっこよく着れます)
ファッション難易度:ノーマル(初心者でもいけます)
かぶり度:比較的、人とかぶりやすい(スタンダードなのでかぶりやすい)
コスト:自由度が高い。松~梅まで選びやすい
女子ウケ:良い方だと思いたい(ワイルドっぽさと、清潔感がハイブリッドしてる服装)
男子ウケ:ミリタリー=男っぽさなのでウケるはず
着回しの良さ:◎ (スタンダードなアイテム、色なので他コーディネートにも使いやすい)
使用しているアイテム
アウター:ミリタリーブルゾン(オリーブの軽めのアウター)
インナー:ライトブルーのシャツ
ボトムス:インディゴデニム
シューズ:バーガンディのドレスシューズ(外羽根式・プレーントゥ)
靴下:ダークカラーのロングホーズ(脛まで覆う長めの靴下)
各アイテムのポイント解説
アウター:ミリタリーブルゾン(オリーブの軽めのアウター)
写真の服はアウターらしい仕様(厚手生地、大きなポケット、サイドのタブ、フライフロント、ひじのガセット)となっていますが、本格的に暖かくなってくると暑くて着れなくなりますし、着心地が軽くて洗濯も容易なユーティリティージャケット型や、ジャングルファティーグ型が個人的にはお勧めです。色は洗濯を重ねているうちに落ち着いてくるので最初はパキッとした色でもかまわないと思います。
ユーティリティージャケット型
↑私物のユーティリティージャケット。(ジャーナルスタンダードのオリジナル品です)
ジャングルファティーグ型
出典:http://www.fifth-blog.com/jungle-fatigue-shirt-4276.html
買うときのポイント
サイズ選びが特に重要で、中にニットやシャツを着こめる分量のゆとりをもって買って下さい。パツパツよりはちょいゆったりでもかっこいいです。デカすぎは厳禁。
ミリタリー系のシャツジャケットの選び方はこの記事に詳しく書いたので、良かったら一通り見終わった後にでもチェックしてみて下さい。
インナー:ライトブルーのシャツ
イメージ写真では裾がうっすらと見えているだけであまり主張がありませんが、室内で上着を脱いだ時等、とても重要なポイントになります。
あと私自身も個人的にこのルックが気に入っていて、よくこんな格好をしているのですが、
インナーは気温に合わせてニット~シャツ~Tシャツで調節するようにしています。
ここではインナーをシャツとして解説します。
色はライトブルーでもホワイトでも構いませんが、このどちらかがおすすめです。柄は無難に無地にしましょう。それが一番かっこいいです。生地が2つの選択肢で悩むところですが、一応両方のパターンを紹介しておきます。
パターン1:オックスフォード
着て洗ってを繰り返したときに特に良質の素材の場合はふんわりと起毛感がでてとてもカジュアルな印象が楽しめる素材です。洗濯時にある程度のしわを伸ばせばノンアイロンで洗いざらしのまま着ても違和感なく着れる(カジュアルシーン限定)ので普段着として重宝される素材です。逆にドレスライクな印象を和らげてしまうのでかっちり目にしたい場合は選ばない素材です。
出典:http://zozo.jp/shop/lacoste/goods/5625803/
パターン2:ブロード、細かいへリンボン、ロイヤルオックスなど
ビジネスなどフォーマルシーンで使用されるようなキメの細かいフラットな素材でアイロンでプレスして着るようなシャツ生地です。ネクタイを巻いても違和感がないようなドレッシーなシャツを用いると、ボトムのインディゴデニム、アウターのミリタリーシャツのワイルドさと良いミスマッチが起きて清潔感が際立つはずです。大人っぽい印象にしたければ個人的にはこちらがおすすめです。
買うときの注意点
シャツはサイズが命です。袖丈、肩幅、身幅、着丈、全てのバランスが体系にマッチしていないと台無しです。出来れば試着が出来る実店舗にて購入するのが良いと思います。
おすすめはユニクロで、ホワイトやライトブルーであればスリムフィットもスタンダードフィットも選べますし、素材もそこそこバリエーション豊かです。ロープライスですし、セミオーダー(風)も出来ます。ただ唯一難点なのが襟のバリエーションがボタンダウンに寄り過ぎな点ですね。個人的には今の流れがボタンダウンからセミワイド~ホリゾンタルに流れているのでそこら辺を意識して欲しいです。が、大衆の流れではないので仕方ないですね。
そういった点ではカミチャニスタにも注目していまして、B.R.CHANNEL Fashion Collegeでお馴染みの干場さんが紹介されていた事でこのシャツを知りました。
ユニクロよりは高価になりますが言っても¥6,000程度で、安い方だと思いますし(中国製です)、服屋時代は2万3万のシャツを毎シーズン買ってたことを考えれば楽勝です笑。ストラスブルゴというラルディーニやヘルノと言ったイタリア系のブランドをセレクトしている有名店があるのですが、その運営元(株式会社ファッション・コ・ラボ )のオリジナルブランドという事で、イタリアっぽい細身なシルエットやエレガントな襟型なのかな?という事で期待しています。今着ているシャツがダメになったら買ってみようと思っているので何かわかったらレビューしますね。
ボトムス:インディゴデニム
ボトムは超々スタンダードなインディゴデニムなので、詳しい説明は今回省かせていただきます(文字数が多すぎてしまっているので(*_*;)
一応、私がインディゴデニムについて書いた記事をのせておきます。
シューズ:バーガンディのドレスシューズ(外羽根式・プレーントゥ)
スタイルイメージで履いている靴はもしかするとALDENの990(型番)(プレーントゥ、外羽根式、バリーラスト)かも知れませんが、
出典:https://www.lakotahouse.com/brand/items/990/
汎用性を考えるとドレスシューズを持っていない方であれば、まずはブラックが良いと思います。
ドレスシューズ選びはこちらの記事をご参考ください。ちなみに私のお勧めはダブルモンクストラップか、ウイングチップです。
靴下:ダークカラーのロングホーズ(脛まで覆う長めの靴下)
写真から見て取れるのは靴下で最後ですが、私の靴下へのこだわりを参考までに紹介すると、靴下は色は黒1色で充分です。
そのかわり丈を2パターン用意しましょう。
パターン1:寒い時期
”ロングホーズ”と言ってフォーマルな着こなしの際にも使用できる長めの丈を履きましょう。本来のロングホーズはストッキングの様に薄い素材のようですが、穴の開きやすさ(耐久性)や、防寒の面、それとクッションとしての役割を鑑みた時にある程度厚手の方が靴下としては良いのではないか?というのが私の持論です。感じ方には個人差があるので何とも言えませんが。
パターン2:暖かい時期
”シューズインソックス”や、”シークレットソックス”と言って短靴を履いても靴下が全く見えないショート丈の靴下を持ちましょう。アンクルカットのボトムスとコーディネートすると、一見靴下を履いてないように見えますが、軽快なイメージが出て一気に春らしい着こなしが出来るのでおすすめです。
小物類
写真にはベルトや帽子、サングラスなど参考になる小物類がほとんど見えていないのですが、小物は何かしら足した方が良いと思います。
出典:https://jp.pinterest.com/pin/588353138789810965/
これは難易度の高い例かも知れませんが、小物をうまく取り入れる事で”おしゃれ”に見せる事が出来ます。
小物や髪型について書いた記事をリンクさせておくのでよかったらご覧ください。