突然ですが、あなたはサングラスをかける事に抵抗がありますか?
「なんか、かっこつけ過ぎな気がするんだよな…。」こんなイメージでしょうか?
しかし、世界の”かっこいい” ”おしゃれ”と呼ばれている人たちは、ほぼ必ずと言っていいほど”サングラス”や”メガネ”を愛用されてますね。
しかし、日本の方でサングラスをファッション的に取り入れてみたいけど、今一つ踏ん切りがつかない。。とお考えの方は多いと思います。
というのも、そもそも日本は赤道に近い東南アジアやアフリカ、アメリカならカリフォルニアやマイアミ、オーストラリアや地中海沿岸部など世界の中でも暑そうなイメージの地域と比べて、紫外線量が少ない地域です。
要はそういう事で、国柄や慣習の違いですね。きっと国内でも北海道の人より沖縄の人の方がサングラスをよくかけるのではないでしょうか?サングラスが浸透している地域は健康被害の観点からも、サングラスが推奨されてきた歴史があるのでしょう。
日本が他のファッション大国と比較して、サングラスの着用率が著しく低い理由が理解できますね。
この記事では、そんなまだまだ日本では馴染みの少ない”サングラス”が男の服装にどのような影響を及ぼすのか?について熱く語っていきたいと思います。
サングラスってなぜ必要?
まずはこちらの動画をご覧ください。
世界中からおしゃれなファッション業界人が集まるピッティ・イマジネ・ウオモの動画です。(サングラスに要注目)
圧倒的”サングラス”ですねw こういうのを見ると「サングラスって、かっこつけてるって感じ」と思われるかもしれませんが否定はしませんw(ここにいる人達は惜しげもなく確実にそれを狙ってるので)
ただ、サングラスって健康を維持する意味でも結構重要なんです。
いきなり豆知識で恐縮ですが、昔何かで読んだ話で、日本人は口をマスクで隠すのには抵抗を感じないが、目をサングラスで隠した途端に不安を覚える。というものがありました。で逆に、国によってはサングラスは違和感が無くても、マスクで口を覆っていると『エラい大病に侵されているのか?』と不審がられる地域もあるのだそうです。文化って不思議ですね笑
マスクもそうですが、サングラスも本質は強い太陽光を防ぐ(眩しさの軽減、紫外線から瞳を保護する)という目的から生み出されたデザインであり、一つの道具として使用されてきた歴史があります。
例えば、その昔狩猟を行うハンターや米軍のパイロット達が、靄(もや)がかかったような視界の中でも視認性が高かったとされる、レイバンの{アメリカのサングラスメーカー(現在はイタリア)}黄色いレンズ(KALICHROME:カリクローム)のサングラスを使用していた事があったり、
アングラー(釣り人)が光の乱反射を遮断する事で水の中を見やすくするために、”偏光レンズ”のサングラスをかけたという話があります。
出典:http://newair.exblog.jp/10061358/
出典:ラスベガスをやっつけろ
(本当この人は良くメガネを売るなあ。なジョニーデップ氏)
日本でもよく売られているこのRay-Banなんかは、ブランドの歴史がサングラスの歴史と言っても過言ではないぐらい、アイウェアー業界のパイオニア(開拓者)であり、数々のファッションアイコンと共に、時代を彩る”名作”を世に生み出してきました。
私も、丁度学生時代の頃、良く服を買いに行っていたCorefighterの店員さんから『オークションで昔のレイバンが安く買えるよ。』と教わって、それ以来、掘り出し物のヴィンテージレイバンにハマり、多い時は10フレーム以上コレクションしていた時期がありました。(サングラスは一本あれば十分だと思いますw)今ではティアドロップ型の”メタル(METAL)”と、ウェリントン型の”ウェイファーラー(WAYFARER)”を残し、使っていない物は手放しましたが、本当に昔のRay-Banはアメリカの良い時代を体現するような雰囲気があって大好きなんですよね。
往年の《レイバン》サングラスフレーム
メタルフレーム
レンズを支えるフレームが細い金属で作られている。昔のレンズはガラスで出来ており、かけるとずっしり重い。
ティアドロップスタイル
ティア:Tear(涙)+ドロップ:drop(落ちる)涙が流れるようにレンズ下方にシェイプされたデザイン。
レイバンでは”クラシックメタル”(現在は”アビエーター”)という空軍パイロット向けに開発されたものに始まり、
”アウトドアーズマン”や”シューター”など、ハンターや釣り人等の屋外作業人用に作られたモデルが存在する。
↑アウトドアーズマン
出典:http://www2.wbs.ne.jp/~uemura/raybanbl.html
↑シューター
ラウンドスタイル
↑ラウンドメタル
サーモント、ブロウ
メタルフレームとセルフレームを合わせたようなデザイン。アメリカンオプティカルのサーモントやレイバンのクラブマスターはこの代表作。
ウェリントンスタイル
ムービースターのジョニーデップが愛用しているというタートオプティカル(既に廃業)の”アーネル”や、日本でも定番的になってきたモスコットの”レムトッシュ”などに代表される台形型(下が狭い)のフレームデザイン。
↑クラブマスター
↑ウェイファーラーマックス
セルフレーム
プラスチック製(合成樹脂製)のフレーム。昔は用いた素材がセルロイド(合成樹脂の一種)だったことから今でも”セル”フレームと呼ばれている。現在では小ロットで生産が可能と言われている、”アセテート”が主流。両者の違いとしてはセルロイドは変形しやすいわりに粘りというか腰が強いらしくプラスチックのくせに”馴染む”とまで言われる性質がある。その代わりにまめに調整が必要になる。(かけていると広がっていく為)そして特有の”ツヤ”がある。アセテートは様々な色に加工できたり、それはそれで当然だがメリットがある。(現代のシェアはアセテートが圧倒的)一番の理由は小ロット生産(一つのデザイン、色の生産数量が少ない事)が可能な事のようだが。
↑ウェイファーラー
↓その他のヴィンテージレイバンは以下のショップで見る事が出来ます。
(サングラスの画像は下記ショップからの引用)
私物のサングラス
ウェイファーラー
B&L RAY-BAN U.S.Aと書いてあります。(B&LはBausch & Lombの略)
モデル名の『WAYFARER』が書かれています。
クラシックメタル
分かりづらいがB&L RAY-BAN U.S.Aと書いてある。(B&LはBausch & Lombの略)
裏にはレンズサイズを記す記号の記載もある。
もう一つのサングラスメーカー《ペルソール》
レイバンともう一つ、”サングラス”で私に衝撃を与えたメーカーがありました。
それが『Pelsol』です。
出典:http://www.blessthisstuff.com/stuff/wear/eyewear/persol-714-steve-mcqueen-sunglasses/
出会い
実はこのペルソールも、私が初めて目にしたのはCorefighter(Alter-e-go)です。
どんだけ影響受けてんだwって話ですが、その当時マスに受けていたのがDITAに代表されるようなシュッとしたメタルフレームのデザイン(中田英寿やEXILEのイメージ)で、どっちかっているとまだまだスクエアデザインのフレームだったことからも、レイバンのクラブマスターやウェイファーラー、ペルソールのレトロな流線形のフレームデザインって当時ではまだ早かったんですよ。
20歳そこそこの若い世代はスティーブマックイーンやマーロンブランドなんて知らないわけですから、ペルソールやレイバンの古いデザインはある意味新鮮だったわけです。今考えてみてもイケてるセレクトだったと思いますね。
時代の流れ
そこから数年してやっと、これまでダサいと敬遠されていたような『あられちゃん』や『べんぞうさん』と言われるようなゴツいセルフレームが本格的に火が付き始めたわけですから、流行は繰り返すは本当ですね。
ちなみに、その当時も日本の中古市場では圧倒的にレイバンのフレームの方が探しやすく、数も多かったので自然とレイバンに行ったわけですが(新品のペルソールは高かった笑)試着は良くしていたので、ペルソールへの憧れはずっとありました。で、物持ちが良いせいかその時に買ったサングラスがまだ依然現役なんでペルソールが買えないんですw
個人的に『次こそはペルソール』
近年イタリアにハマっているというのもあるのですが、今のウェイファーラーが壊れたら次はペルソールに行くと思います。理由は、やっぱ『アメリカのレイバン』、『イタリアのペルソール』って言われるぐらいのブランドなんで一度は愛用してみたいのと、今気に入ってかけているウェイファーラーは現行品になるとかなり形が変わってしまって個人的に好みではないからです。
おすすめの購入先
最後にサングラスを買うのにおすすめなショップを紹介しておきます。
レイバンのウェイファーラーで国内定価が22,680円(公式・2017/04/23時点)
ペルソールは、例えば代表的なこちらのモデルが29,160円です。(2017/04/23時点)
で、ですが勿論国内の流通品や、正規輸入代理店を通して商品を購入するのが本来の在り方だというのは承知しています。しかしながら、レイバンやペルソール程デカいブランドだと、海外で扱っているショップも相当な量があるわけで、お値段は基本的に統一はされてません。今だと、為替的に海外からの直輸入品や海外のショップで購入して個人輸入する方が価格が安かったりするわけでして、個人的に良いなと思ったのがこちらのショップ。
↑こちらのお店。覗いてもらえれば分かるんですが、普通に全て日本語で見れますし、一見日本の通販サイトのようなんですが、会社情報を見てみると海外の企業が日本語で表示できるページを作っているに過ぎないんですね。私個人は既に食品なんかでアイハーブ(i herb)というカリフォルニアの店から個人輸入したりするので、日本語対応さえしてくれているのであれば、海外の店から買う事に抵抗はないんですが、アパレルにおいてもグローバリゼーションを感じますね。
『SmartBuyGlasses』の売りとしては基本的に、
- 海外でも送料が無料(¥8,800円以上で送料無料。それ以外は送料490円)(詳細ページ
)
- 最低価格保証
(購入から14日以内にさらに安い店を見つけた場合差額返金対応)
- 商品の2年保証(詳細ページ
)
- 海外限定モデルが買えたりする。
- 100日間の返金ポリシー(返金の詳細条件
)
- 要するに最悪似合わなければ返品できる。
- チャリティーなどCSRにも力を入れている。誰かがメガネを買うと、必要な誰かにメガネを提供している。との事。(買えば贈れる
)
試しに、値段を確認してみると、
このウェイファーラーのアジアンフィットモデルが¥13,926。(日本だと2万超えます)
ペルソールだと、
この定番の折りたためるタイプのモデルが¥17,668(日本だと3万弱です)
ワーオwですよ正直。
まとめ
日本で買うのが虚しくなる安さですねw という事で、ブランド品のサングラスを検討される方は一度サイトをチェックされることをおすすめします。 それではまた。