大衆はモノを捨て去りミニマリスト化へ。だから高級ブランドに復調の兆しが見える

ミニマリズム

最近、普段の生活をしていて、これからブランド品の価値が上がっていきそうだなーって感じる事が増えてきています。過去の5年間と比較してもブランド品の価値は今後復調していくのではないかと予想しますが、(これまでが悪すぎたんで、もはや上がるしかない)今日は市場動向から見るブランドアパレルの存在意義を解説していきます。

きっかけはTwitterで

きっかけは”現代の魔法使い”こと落合陽一さんがY’sのコレクションに映りこんでるwwというツイートを見た事でした。その時率直に感じたのはビジネスが上手く行って経済的に余裕があるならばY’sを買うのもファストファッションを買うのも大した違いはないし(だったら自分がより好きなものを着る)そういう人達には今の世の風潮とかってほぼ関係しないんだな。って改めて察したことです。それは裏を返せば高級ブランドを身につける事で経済的に余裕がある成功者と見られる。という意味でもあり。

「才気ある人間」=「高級ブランドを着る」という訳ではないんですが、一般的な所得にもかかわらずブランド品を買ってしまうその心理は、そのブランド品を通して自分のなりたい理想像をファッションに投影しているからなんですよね。ブランド品が欲しくなるきっかけは殆どが有名人でしょうし、私自身も経験がありますが、過去にもキムタクが着たからとかで有名になったブランドやアイテムが沢山ありましたからね。キムタクが着ているブランド服を自分も同じように着る事で、”世間のキムタクへの評価”が自分にも波及するんじゃないか?ってどっかで考えてるんだと思います。

 

大衆の”価値観”が大事

世の中には大衆という概念があります。多数派と言い換えても問題ないと思いますが、労働者(大衆)と資本家(少数派)のように置かれたポジションや、価値観の違いにより多数派と少数派に分かれて共存しているのが我々の社会です。ファッションも勿論そうで、マジョリティーとマイノリティーが常に混在しており、お互いの価値観は相容れないにもかかわらず、お互いが影響し合う事で新たなトレンドを生み出しているわけです。日本人は特に大衆化(価値観を揃える)しやすいイメージがありますが、批判を食らいたくないからかインディペンデント(独立)な存在である事に価値を感じる人が少ないようなイメージもあります。

さて、2017年現在日本の一般大衆はどこに向かっていますか?ブランド服?ファストファッション?

答えはモノ離れです。それを知るには大衆の中でもトレンド(流行り)に敏感な人達の動向を見る事。自分で言うのもなんですが私自身がこの大衆の中のトレンドに敏感な人の一人だと思っているので、大体は分かります。で、最近の傾向はこれまでのブランド志向、大量消費、物質信仰を捨て去り、「身軽に生きたい」「お金を節約したい」「物を減らしたい」「ブランドにこだわらない」というミニマリスト化に向かっていると思うわけですが、テレビやネットのメディアを見ていれば大体わかりますよね。これまでは日本人=ルイヴィトンみたいな、中途半端なブランド信仰があったわけですが、日本の経済に明るい未来が持てない(他国の成長が強い)という先行きの不安感からか若者はミニマリスト化へ、中年以降は終活も兼ねて断捨離へ向かっています。日本全体でモノを減らそうって動きがこれから更に加速してくるんですが、清掃センターパンクしないかな?大丈夫?

 

ブランドは然るべき人が着てこそ

こう見ると、こっからの世の中でブランド品大丈夫?って思えてくるわけですが、案外大丈夫だと思います。というか、残るべきブランド品はよりブランドらしく更に輝きを増してくる。と思えるわけです。洋服に限った話ではありませんが、高級なブランド品は然るべき人、即ち大衆が憧れるような人が使用してこそ、価値が際立ちます。逆に言えば大衆が気軽に着ているようじゃブランドはダメなんですよ。大衆にモノ離れが進むなか、お金持ち、芸能人、スポーツ選手、俳優、Youtuber等、大衆とは価値観や生活の面で相容れない人達がリアルに使用する高級ブランドがより際立ってくることと思います。そうこうしている内に「私もそっち側に行きたい!」って真似してくる人が必ず増えてきますから。それと同時にブランド品が売れ出すのは必然というわけですね。

というわけで、大衆と少数派は意見や動向が食い違っていればいるほど際立って面白い。という見方の紹介でした。以上です。