私は服装や髪型といった男の外見にまつわる事を、より深く、より良いものに突き詰める事と
人の身の周りの所持品を、何でもかんでも足していくのではなく、必要最小限に留めるミニマリズムに基づいた生活デザインが得意である。
この記事は、私にとって重要なファクターである【スタイル(服装)】と【ミニマリズム】を掛け合わせた記事についてまとめた物にする。
特に想定される季節は、3月末頃の春めく頃から、9月の終わりぐらいまでの晩夏を想定している。
私と同じように、服装に凝るのは好きだけれどもモノを持ち過ぎるのが苦手な方は、是非このまとめを参考にしていただきたい。
3つのこだわり
まず初めに、私の服装へのこだわりを聞いてもらいたい。
私は服選びの際、3つのこだわりを特に意識するように心がけている。
一つ目は『シンプル』である事。
これは服のデザインがシンプル(単純)であるという事。
デザインとは即ち何の為の服であるか?という事であり、それがポケットの数や位置、生地の厚みや色に現れている。
優れたデザイナーならば、何度も足し引きを繰り返し、これ以上何も減らすところが無いという所までデザインを突き詰めている。
こうして完成したデザインは、その後市場においてスタンダードとなり、いずれは最も流行に左右されづらいとされる”クラシック”となる。
色についても、ブラック、ネイビー、グレー、オリーブ、ブラウンなどは、飽きづらく、汚れが目立ちにくいうえに、他の洋服との組み合わせが容易な優れた色だ。ホワイトは清潔で、パッと爽やかな印象を与えはするが、致命的に汚れが目立ちやすい為、避ける場合もある。
二つ目は『ミニマル』である事。
これはワードローブ(持っている洋服群)がミニマルであるという事。
自分にとって本当に必要で大切な服を絞り込むことで、自分自身のキャラクター(人格)が際立ってくる。
例えどんなに格好良い服でも、一年を通して数回しか着ない服(礼服は除く)は私は買わないし、凡庸な見た目であっても、着用頻度や汎用性の高さこそが『ミニマル』であり続ける為に必要な事である。
コレクション的な洋服は無駄にスペースを圧迫するだけで、実利が皆無であることを服を買い続けてきて最近ようやく気が付いたわけだが、これからの服はコンフォータブル(着心地の良い)なデザインであり、何度でも繰り返し着たくなるような服だけをワードローブに取り入れる事を目指している。
当たり前だが、着心地だけに特化し過ぎた場合、上下スウェットのように部屋着っぽい身なりに行きつく可能性が高い。服装は見る相手が気分良く居れたりするような空気を変える力があるのだから、上品で色気ある見た目と、快適な着心地を兼ね合わせる服でなければならない。
三つ目は『ラグジュアリー』である事。
ラグジュアリーとは『贅沢な事』を意味するが、これは他人にとってではなく、私にとって贅沢だと思える事が重要だと考えている。
というのも、私はこれまでに値段やブランドに関わらず数々な洋服を買っては、その殆どを寿命を全うさせる事なく破棄してきた。
非常に無駄な事であり、地球を汚してしまったのだと反省しているし、同じ事を繰り返さない為にも自身の消費行動を振り返ってみた。
そこで初めて気が付くのだが、手元に残った服や靴は皆、私にとって『ラグジュアリー』なものばかりだった。
以前は洋服を買う際に、『値ごろ感』で購入する場合も多かった。しかし振り返ってみて気が付いたのは、安さとは購入時にはメリットでしかないが、買った後には『ただ安かったから買った服。』という負のイメージだけが付きまとう。極端な例だが、セール品の結婚指輪だと言って心の底から価値を感じる女性は少ないだろう。これは人として仕方のない事だろうと私は思う。
私は特別に環境問題を改善すべく行動出来ているような人間ではないが、自分にできる範囲内で『資源の無駄遣い』は控えるべきだと考えている。だからこそ、自分にとって価値のあるモノを購入し、買ったが最後、ボロボロに煤けるまで着続けていきたい。
私が参考にしているスタイル
それではまず、私自身が服選びの参考としているサンプルイメージがあるので、そちらを紹介する。
春の着こなし
夏の着こなし
これは、あくまでイメージの為、ここから自分の好みや削れるアイテム等をさらに考慮にいれつつ、自分自身に反映させるようにしている。あくまでイメージをより具体的にするために使用するのだ。
記事のまとめ
ワードローブについて
春の着こなし
夏の着こなし
アイテムに言及した記事
ドレスシューズ
レインブーツ
インソール
サンダル
パナマハット
サングラス
スキニーパンツ
ショートパンツ
インディゴデニム
Tシャツ
白シャツ
ユーティリティーシャツ
フリース・ウルトラライトダウン
アンダーウェア
環境について
服を手放すとき