流行りが本格化しだしたワイドパンツはB系を超えられるか?

この記事では、話題のワイドパンツの簡単な着こなし方と、そのトレンドについて考察していきます。

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トレンドの振り返り

さかのぼる事15年

タイトルにも書きましたが、今年メンズで流行ると言われているワイドパンツがもし本当に流行ったとしたら(マスが動いたら)

約15年前のB系ファッションの大波は超えられるのか?と私世代は気になる筈です。今のところそこまでの兆しは感じませんが、私が先見性がないだけかもしれません。

この記事を書いているのは2017年ですが、1987年生まれの私が中学生だった2001年頃(約15年前)、世間では今とは比較にならない強烈な勢いでワイドパンツが流行った時期がありました。

アメリカではグラミー賞やビルボードチャートをHIPHOPやR&Bといったブラックミュージックが独占し、日本でもEMINEMフィーバーが起こりました。あのさんまさんがHIPHOPに興味を持つレベルの流行です。ちょうど、8mileが上映されたのが2002年です。

hiphop fashion

出典:http://hiphopboyhiphopgirl.blogspot.jp/2010/07/hiphop.html

gangsta

出典:http://blog.livedoor.jp/tarsuzi/archives/39144051.html

B-boy

出典:http://morethannoiseya.blogspot.jp/2013/07/article-26-4-asap-rockyfashion-killa.html

20代後半以上の方なら分かると思いますがいわゆる『B系ファッション』と呼ばれた特にアメリカでのファッショントレンドが日本に流れ込んだ一大ファッションムーブメントが起こりました。今はめっきり減りましたが、黒人の売り子さんが通りでアピールしていたり、雑誌の後半のページに大量の偽物を掲載した通販ページがこれでもかと掲載されていたり、まるでニッセンのような分厚いファッション誌がありました。『ゲットオン』とか覚えてますか?ドメブラも軒並みワイドパンツを作って売りました。

GETON!

出典:https://goo.gl/5lMGZt

スキニーパンツの台頭

私のファッション人生もB系がスタートなので、今でもとても懐かしく思います。当時は音楽も含めてHIPHOPカルチャーに相当ハマりましたから当然です。

ワイドパンツ視点で言うと、2000年前半以降徐々に履いている人が減り始め、『スキニーパンツ』を引っ提げたロックファッションの台頭を最後にほとんど見かける事は無くなりました。それが15年経った今、また再度流行りの兆しが見えてきたという事です。

流行りはレディースから

メンズファッションの流行りとは、基本的にレディースから落ちてきます。逆もありますが、一般層はレディースから来ているのがほとんどだと思います。理由は簡単で、女性の方が流行に敏感な人が多いからです。レディースではすでにワイドパンツは定着しているし、洋服にそこまで興味の無い一般女性も1人1本ぐらい持ってるのではないでしょうか?うちの姉も普通に履いてます。いよいよ次はメンズという事なんでしょう。さあどこまで広まるのか?楽しみですね。

着こなし考察

ワイドパンツの3つの系統

ワイドパンツは大きく分けて3つのファッション的分類が出来ると思います。
これを知っておくと着こなしに役立つかと思いますので紹介しておきます。

1:モード

出典:http://doshaburi-jp.ocnk.net/product/7120

ランウェイでコレクションを行うような、ハイセンスなブランドを好んで着ているような層が好みそうなワイドパンツ。と少々まどろっこしい言い方にはなりますが、私の簡単なイメージで言うと、色は黒、タックが入っている等、スラックスのようなディティールで、ウエストにゴムが入っており紐で絞るようなイージー仕様。ドレープと言って生地のやわらかさや軽さを利用して生地が波打つ落ち感を楽しむような素材を使用しているなどが特徴です。

2:ワーク

出典:http://www.traversetokyo.com/journal/k_hemmi2.html

ワークウェアは動きやすいように古くからざっくりとした大振りな作りが基本でした。今でもオーバーオールなどはパンツの筒が太くストンとしたシルエットになっていますよね。あのようにメリハリのないシルエットが特徴で、これもワイドパンツの一種です。生地はワークウェアなので、丈夫なデニムやヒッコリー(生成とインディゴの縦縞)、太畝のコーデュロイやカツラギ等です。ディッキーズの874やベンデイビスのワークパンツもファッション的に履かれていますよね?あれがこの分類になります。ワークウェアを大きく発展させたのが、ほぼほぼアメリカの会社な為、この分類をアメカジ(アメリカンカジュアル)と言う人も多いです。

3:ストリート

最もB系の流れを汲んでいるであろうこのジャンルですが、ぶっちゃけ明確な定義はありません。強いて言えば、作り手やユーザーが好んでいるファッションの背景にサブカルチャー的影響(音楽、スポーツ等)が強い場合ストリート系と分類されやすい傾向があります。売れてるブランドで言うとシュプリームやステューシーは代表格ですね。実際のアイテムはワークの分類と大差ないですが、着こなし方が違ったり、ユーズド感を嫌ったりと、完成系が大きく異なるので分けました。

2017年的着こなしとは?

まずは、今ワイドパンツを履きたいと思っている人が、昔っぽくなってしまわないよう、
ちゃんと今っぽく見せられるようなポイントを紹介しておきます。

1.パンツの丈はノンクッション

スリムパンツであれば、余った裾がクッションとしてたまっていてもまだ見れるんですが、ワイドパンツの裾がだぶだぶするとガチでB系を連想してしまいます。B系ファッションは若年層に流行り過ぎてファッション性が未熟だった事と、腰履きというだらしなさの象徴のような定番を生み出してしまったので、正直『アンチ』が多いです。一旦過ぎ去ったトレンドなので、なるべくなら差別化した方が吉だと思います。

一応ノンクッションと書きましたが、より細かく言うとノンクッションは靴を履いた時に、まだ足が見えないぎりぎりの長さの事で、もう少し短くくるぶしが少し見えるくらいにしてもより今っぽくなると思います。ほんの少し寸足らずぐらいがおすすめで、レディースのガウチョパンツぐらいガッツリ短くするのは今のところはやめておいた方が良いと思います。後々そういう人も出てくると思いますが、切りっぱなしとか。

2.素材をデニムにするならスニーカーはNG

デニム素材でワイドパンツもワークウェア好きには大定番で私も大好物で、一度試してほしい位おすすめなわけですが、靴をスニーカーにするのは初心者にはお勧めしません。理由は簡単で、これも『B系』の定番だったからです。特にナイキのエアフォースワンやダンク等のバッシュ系、アディダスのスタンスミスなどのそこそこボリュームのあるスニーカーは一歩間違うとB系っぽく見えます。ファッショナブルに見せたいのであれば、B系にはなかった『革靴』を履く事です。革でも『ティンバーランド』はだめですよ笑。理想的には太いデニムは昔のワークウェアなので、その雰囲気に合わせてヴィンテージっぽいテイストのブーツや短靴がおススメです。どちらにせよ中級者以降にチャレンジすればいいので、まずはお手軽な『モード』から試してください。

3.トップスはシンプルに

合わせるトップスも掘り下げると、話が長くなってしまうので、端的に言いますと、ニットでもシャツでもカットソーでも良いのでシンプルなデザインを選んでください。色はモノトーンが無難ですが、そこは好みです。フィット感的に言うとタイトすぎるのはNGで、ジャストからややルーズめなぐらいがいいと思います。

まとめ

『ワイドパンツは、全体をシックに統一感を出すとカッコいい』

『流行るものあれば、廃るものがあります。自分が一番似合うモノを着ましょう!』

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