春のメンズファッションと言えば個人的には『デニムジャケット』及び『デニムセットアップ』なんですが、皆さんはどうなんでしょうか?
私が初めて『デニムジャケット』を意識し出したのは多分高校3年生ぐらいの頃です。今から10年以上も前ですね。
”暴走天使”
私と同年代で所謂ストリートファッションを通ってきた人達なら知ってると思いますが、
”Corefighter”(コアファイター)という洋服のブランドがあります。
スケートボード、ハードコア・パンク、タトゥー、グラフィティといったアメリカ西海岸の不良カルチャーをバックボーンにしたブランドで、高校の終わりぐらいから専門学生時代にめちゃくちゃハマりました。
Corefighterは当時買っていたWarpやOllie等の雑誌によく特集されていて、デニムセットアップをブランドの基軸にして売っていたのが印象的で、武骨な男臭い雰囲気に憧れて上下Corefighterのデニムにコンバースオールスターを履いてひたすら着てました。
そこから10年経ちますが、今ではCorefighterの洋服は全て売ってしまい、手元には一つもありません。
でも、ちょうどそのころに買ったハミルトンの時計や、HTCのベルトなんかは今でも持ってますが、Corefighterがきっかけで買ったものです。デニムの履き込みなんかは完全に当時のまま自分の中に息づいてますし、黒髪七三分けのバーバースタイルがファッショナブルだって事もその時初めて知ったんです。
出典:https://jp.pinterest.com/pin/420171840210029489/
出典:http://tenderloins-blog.com/blog/2016/07/06/hamilton-ventura/
出典:http://american-classics.info/corefighter-tenderloin/
全国制覇は今見ても傑作。クッソ懐かしいw
デニムジャケットの問題点
てなわけで、それからずっとデニムパンツ及びデニムジャケットには特別な思いを寄せつつ好きで着続けてきたわけですが、
デニムジャケットには特有の問題点がいくつかありまして、最近めっきり着なくなってしまいました。
問題点その1:肩が凝る
そんだけ着てて今更かよ!って話ですが、本当今更なんですよね。学生時代や洋服屋時代には着ていても多少ごわつくな。ってぐらいの印象しかなかったのですが、家でブログを書くようになってからというもの、人生初の肩こりに悩まされるようになりました。
単なる運動不足っていうのもあるのですが、一時デニムジャケットを毎日着ながらブログを書いていたら発狂しそうになるぐらい肩回りが気持ち悪く感じた事があり、それ以来フリースやウルトラライトダウンを着るようになりました。やっぱり本格的なデニムジャケットって丈夫な作業着がベースですから生地が厚くて重いんですよね。カフスの金属ボタンはカチャカチャなるしねwうるさい。
問題点その2:いつ着ればいいか困る
単純に今の私のライフスタイルに合ってないって事なんですが、『デニムジャケットを着る機会があまりに少ない。』んですよね。
- メインアウターはオーバーコートとしてではなく、ジャケット感覚で着る感じのタイトな肩回りなのでインナーとしては今持っている身幅や腕周りが大き目なデニムジャケットは嵩張って着れない。
- 私のルームウェアはフード付きのパーカーなんですが、それだけでは寒い時期に上に羽織るものが必要です。そこでデニムジャケットを試したところ圧倒的に肩が凝るんですよ。フリースやライトダウンジャケットの方が軽くて暖かいので快適です。
- 外出時に着るにしても、素材自体は風は通しにくいが、袖や身幅がゆるゆるなので隙間から風が入ってきます。着ててもスースーするので寒がりな私にとっては防寒性が足りない。
- 本格的に暖かくなってからだとTシャツ一枚に羽織るとしては暑い事が多い。丁度良く着られる期間が短い。
- 汗をかいたときに(白Tシャツや白シャツへの)色移りが危険。
問題点その3:ミニマルワードローブを意識したとき『デニムジャケット』は私の”ベスト”ではない
デニムジャケットは《ライトアウター》や《ミッドレイヤー》にカテゴライズされると思いますが、このジャンルは洗濯する頻度が少ない為、私の場合『洗い替え』という概念を持ちません。その為、カジュアル用とドレス用などのTPOで分けたり、ある程度の気温の幅につき一枚あれば充分なわけです。重ね着で対応もできますしね。そして私の現状の”ベスト”はこれでした。
- 寒い時期の室内(21度前後)→インナー(Tシャツ、スウェットパーカー)ライトアウター(フリースジャケット)
- 寒い時期の室外(15度以下)→インナー(Tシャツ、ミドルゲージニット)アウター(コート)ストール等使用
- フリースは暑いがTシャツだけでは肌寒い時期の室内(23度以上)→インナー(Tシャツ)ライトアウター(スウェットパーカーorユーティリティーシャツ)
- フリースは暑いがTシャツだけでは肌寒い時期の室外(20度以上)→インナー(Tシャツ、ドレスシャツ)ライトアウター(ユーティリティーシャツorテーラードジャケット)
です。それなのでデニムジャケットの入る余地が無くなってしまったのがでかいです。私はデニムジャケットと共にこれまで生きてきたので、自分のワードローブにはきっとデニムジャケットが生き残ってくれるだろうと勝手に想像していたのですが、リアルはこの結果でした。デニムジャケットが私のワードローブに復権する為には『ユーティリティージャケット以上』の価値を発揮しないといけないわけです。
正直言って、同じ『デニム』なのに上半身と下半身でこんなにも『地位』が違うもんかと驚愕しています笑
そんな折、突如新星現る!
まさにそんな折ですよ!Youtubeで何気なく動画を見ていたら、とんでもなく良い襟型をしたデニムジャケットを着ている方がいるじゃありませんか!
これを発見したのが3時間くらい前なんですが、すぐに商品ページをチェックしに行ったのは言うまでもありません。ん~在庫あるねー。
まずは動画をご覧ください。
さらに、こちらの動画で着ているであろうデニムジャケットを紹介されている動画もありました。(ありがたや~)
これまで5着くらいデニムジャケットを買ったことがあるんですが、1stモデルは買ったことがないんですよね。(3rd型×4着、2nd型×1着)
動画でも紹介されていますので詳しくは書きませんし、私自身は動画で見ただけで着たことも触ったこともないのでレビューとは違いますが、一応お店のリンクだけ貼らせて頂こうと思います。
商品画像
出典:http://www.sapporo-base.jp/SHOP/HDO_007.html
とりあえず今持ってる3rdモデルはインナーにパーカーやネルシャツを挟んで着れるようなゆったりサイズで、今は洗って保留ボックスに寝かせてあるんですが、この動画の1stモデルに今物凄く惹かれています笑 何と言っても小ぶりな襟がヴィンテージライクでかっこいい。
全くオチはありませんが、ただ単にかっこいいデニムジャケットを見かけたので紹介する記事でしたw それでは最後にデニムジャケットを使用したスタイルの写真を見ながらお別れしたいと思います。それではまた。
デニムジャケットのスタイル
アメリカっぽいカジュアルな着こなし例
出典:https://jp.pinterest.com/pin/588353138789785402/
出典:https://jp.pinterest.com/pin/588353138789785405/
出典:https://otokomaeken.com/mensfashion/3326
イタリアっぽいドレッシーな着こなし例
出典:https://otokomaeken.com/mensfashion/3326
出典:https://otokomaeken.com/mensfashion/3326
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