今年から家庭菜園でナスを育てています。
育て方など何も分からない状態から始めているので、
手探りでネットや本で調べながら一つづつ作業を行っています。
私が住んでいるのは北陸地方なのでまだ梅雨の真っ只中。
周りの畑ではすでにナスの収穫が始まっているようですが、
私は6月頭から2週間ほど持病で入院しており、途中作業が進められなかった為、
ナスの株はまだ小さい状態です(^^;)
ナスは1番花の下の勢いの良いわき目を2本伸ばした3本仕立てにするといいらしいのですが、
そろそろ苗の大きさ的にも、本格的なV字の支柱を組みたいと思います。
ところが、支柱を何センチにすればいいのかが分かりません(^^;)
竹やぶで支柱になりそうな竹を調達してきたんですが、何センチに切ればいいんでしょう?
ナスがどのくらいに大きくなって、どのくらいの長さで摘心するかが皆目見当がつかない為、
今回、本やサイトで調べてみました。この記事ではそちらをまとめていこうと思います。
それではナスの育て方です。どうぞ。
ナスの栽培のポイント
まずは、ナスの栽培のポイントを簡単にまとめておこうと思います。
- 家庭菜園では種からではなく苗から育てるのが便利(初期成育期間が長いため)
- 有機質に富んだ肥沃地が好み
- 20~30℃が生育適温
- 連作障害があるので3年ほど間隔をあける(同じ場所にナス科の植物を植えない)
- 長ナス、中長ナス、丸ナスなどの種類がある
- 長ナス系は耐病性が高い
- 日当たりの良い場所に植え付ける
- 植え付けの2週間前に石灰で土の酸度調整をする。(1平米あたり100グラム)
- 畝幅は70~90cm
- 株間は40cm
- 苗の定植は4月下旬から5月中旬まで
- 深植にならないようにする
- 最初は仮の支柱で倒れないようにする
- 活着促進のため植え付け直後はまめに灌水する
- 植え付けの2週間後から月に一回の施肥。その都度土寄せ
- 土の乾燥防止に敷き藁をする
- 一番花が付いた枝とその下に出る側枝2本を残しその下の側枝は早めに摘んで、3本仕立てにする。
- 成長するに従い、長さ60~80cmの竹の支柱を立て、倒伏を防ぐ
- 真夏に弱って実つきが悪くなるので、7月中旬ごろに各枝の側枝を残して枝先を剪定。肥料を施すと9月ごろ秋ナスが収穫できる
- プランター栽培は早生の種類が向いている
- 鉢は素焼きの8号鉢がおすすめ
[ナスの元肥]畝中央40㎝間隔に深さ25~30に埋める
- たい肥2㎏
- 化成肥料100g
- 熔成リン肥50g
- 硫酸カリ30g
ナスの支柱の長さは何センチが適当か?
祖父が読んでいたものを受け継いだ手元の「野菜の作り方本」によると、支柱は60~80との事でしたが、これだと少し短い気がするのですがいかがでしょうか?
もうちょっとネットで検索してみました。
ずぼら主婦の家庭菜園ブログさん
支柱の長さは120~150cm程度、太さは直径1.6~2.0cm程度が良いと思います!
(今回は、高さ120㎝、太さは1.6㎝の支柱を使いました。)支柱の価格は、ホームセンターで1本200円位でしたよ。
http://zuborakateisaien.com/891.html
デルモンテの野菜苗さん
用意するもの
・仮支柱(長さ60~70cm位の細いもの) 1本
・本支柱(長さ1.5m位の太いもの) 3本https://delmonteagri.co.jp/grow/eggplant
Apronさん
支柱の長さは野菜の背丈に合わせます。トマトやキュウリなど背の高いものは2m位の支柱、ナスやピーマンなど背の低いものは1m位の支柱を
https://apron-web.jp/saien/259/
やはり人によってまちまちでしたが、短いものだと1mから、長くて1.5mぐらいが相場のようですね。短くて足りないよりも、長い方が困らないとは思いますが、長すぎると風にあおられやすくなるので1.5mがベストかもしれません。
複数株ある時はこんな誘引の仕方もあった
全ての株に支柱を立てるのではなく、両サイドと中間ぐらいに同じようなクロスの支柱を立てて、
間にビニールテープを這わせる方法もあるみたいです。
http://sakata-tsushin.com/yomimono/tokushu/20170223_004939.html
うちはナスだけで何株も直線に植わっているので、
支柱の本数が少なくて済みそうなこの方法を取ろうと思います。