やたら濃い霧と、寒い朝。ガーデンワークアウト完了。#ストリートワークアウト #ガーデンワークアウト #ペインコントロール pic.twitter.com/bBToruee0J
— Shunichi #GardenAthlete (@shunichiworkout) April 9, 2018
朝の3時に出発して空が明るくなるまで庭にいた。
歩いたり走ったり運動がてら、庭の手入れをする。私の中では”ガーデンワークアウト”と呼んでいる行為。
座ってて記事を書いていると、おケツが痛くてたまらなくなってくるので一旦リセットするために、風呂に入ったり、ワークアウトしたりしている。フリーランスの素敵なところだ。
そんな感じで歩いている時にどんなことを考えるかというと、最近は春になってハーブが芽吹いてきていることもあって、もっぱら今後のガーデンをどうデザインするか?って事。
自分なりに考えた道筋を書いていきたいと思う。
防草対策、雑草対策をどうするかがカギ
ガーデン(庭、畑)を長くやっていくうえで、草対策をどうするかはデカい問題だ。
なぜなら、その如何によってそのガーデンの利便性、快適さ、後とっても重要な美観が大きく変わってくるからだ。
人にもよると思うが、どんなにきれいな植物が植わっていても、それ以上の丈の望まない雑草が周りにひしめいていたら心がすっきりしない。という人も多いだろう。
私自身も出来れば雑草、雑木なんて蔑ろにした呼び方はしたくないし、可能な限り自然のままの美しさを活かすやり方が出来ればとは思っている。
でもある種、そこはきれいごとも含んでいて、大事なハーブの横にロゼット状のたんぽぽのギザギザした葉っぱが生えてきたら、舌打ちをしたくもなる。これが本音だ。
しかし、ここで考えなければならないのは、だからと言って毎年毎年草取りに追われたくはない。
庭を楽しむ以上に、草取りに神経質になりたくはないし、そこに労力をかけたくないのだ。
でも、だからと言って、わざわざ「ナチュラルガーデン」を標榜しているのに、反対に防草シートなど敷きたくもない。コンクリの庭を否定するわけではないが、それは私のスタイルではないのだ。
そこで輝いてくるのがバークチップ、ウッドチップの存在である。
安定したバークチップの供給源が必要
私の理想の庭づくりにはバークチップや落ち葉マルチは欠かせない。
新緑の緑と、大地やたくましい樹木に宿る茶のコントラストは実に最高だ。
だがしかし、これを実現するためには安定したバークチップの供給元という環境すらもデザインする必要がある。
私の場合は幸いなことに、家から車で10分くらいの超近所に、
とある製材所があり、そこでは地元の福井県で取れた杉の木を製材する際に出る、大量のバーク(樹皮)を特に活用することなく廃棄しているという。
運よく自分の希望を伝えて無料で譲っていただける事になっているので、必要とあらばいくらでも手に入るだろう。製材所の方のご厚意にはとても感謝している。
ただ、唯一の難点はそのバークの中に、外材である米松のバークも大量に混じっているという事。
外材は輸入する際に、虫や病気を国内に侵入させないために、大量に消毒されている可能性が高く、それらを自分らが口にするハーブや野菜の近くに蒔くというのはいかがなものか?という問題だ。
というわけで、前回のバークの搬入の際は、外見で判断できる限り、米松を除け国産杉をメインに採取するようにした。そして、庭に蒔いたハーブは当分口にしないように決めた。
これで、ひとまずは大丈夫だろう。
今後は製材所の方に事情を伝え、手間をかけさせる分有償で引き取る事を条件にするなどして、外材と無償毒の国産材を分けて保管してもらう事が出来ないか?お願いしてみる必要がありそうだ。
出来れば破砕機が欲しい
極力、デカい持ち物を増やしたくないミニマリストとしては、ちょっと考えてしまう事でもあるのだが、
庭の美観。おしゃれさ、カッコよさ、インスタ映え(笑)
を狙っていくとすれば、貰ってきたバークを細かく一定に破砕する方がいいだろう。
前回貰ってきたときは、バークを蒔くのも初めてだったし、金銭的な余裕なんて一文も無かったので(今もそうだけど)破砕機なんて夢のまた夢だったけど、
100%理想を考えるとすれば、ある程度細かく砕かれたバークの方が理想的。
私の場合、ガーデン=庭だけでなく畑も含んでいるのだが、
庭にバークを蒔くならまだあり得るとして、
畑の通路に全部、新鮮なバークを蒔いている人はそうそういないだろう。
ファッショナブル、おしゃれ。という事は、ある種「人がやっていない事」をやるという事でもある。
それは時に、不合理な事でもあったり、普通じゃやらないほど手間をかける事でもあるだろう。
私はシンプルに、畑や庭を
- 安全な作物が取れるだけ
ではなく、自分の理想を投影した
- 自己表現
- 洒落た空間
にしていきたい。
だから、もしかすると不合理かもしれないという事は分かりつつもバークにこだわっている。
全面バークチップ敷きにもメリットはある
Youtubeでウッドチップを検索すると沢山引っかかるが、
海外のオーガニックガーデン、アーバンガーデンでは割とウッドチップを敷くことが流行っているようだ。
それだけ供給源の環境が整っているのだろうが、メリットがあるからやる人が増えているのだろう。
バークチップのメリットを書いておく。
- バークを厚みを持たせて蒔くことで、新しいうちは防草効果がある(下の植物に日が当たらないので育つ余地がない)
- 腐って分解が進むとバークたい肥になる。=小動物(ミミズ)やバクテリアの住みかや餌となり、生態系が活性化される。=そこで育つ大事な植物に良い影響がある。
- 見た目がダントツカッコいい
- やっている人が少ない
- 安く譲ってもらえるルートがあるなら、大して出費はかからない。めんどくさいだけ。
- 無機物を庭に入れたくないナチュラリストにとっては最高の資材100%土にかえる。というのはどんなに素晴らしい事だろう。
実際に畑や庭にバークチップを敷く方法
最後に、リアルな話
お金が出来たら自分自身がやってみたいと思っている話をする。
- まずは製材所にお願いをして安全なバークだけを確保してもらう
- デカいトラックをレンタカーして製材所へ向かう
- トラックにバークを積んで、空地へ向かう
- 破砕機で一定の大きさまで小さく砕く
- 一輪車に積んで、初めは通路にどんどん敷いていく
- 育てている植物にかからないようにマルチングする感じで植物の横にも蒔く
- 年に一度くらいこの作業を行う
以上。
http://nightcore.club/best-wood-chips-for-garden/best-wood-chips-for-garden-landscaping-wood-chips-opinion-gravel-or-looks-like-win-i-m-wood-chips-garden-canberra/
↑これはウッドチップ×レイズドベッド(高上げの植床)で、アメリカ人のSNSでよく見かける風景ですね。
https://www.pinterest.com/pin/131308145364616804/
↑こんなアプローチくそカッコいいですね。
http://www.finegardening.com/article/use-mulch-to-manage-your-soil-conditions
↑こんな感じで植栽スペースに蒔くとマルチになり、植物がより際立ちます。
そんな感じ!以上です。