メンズファッションにおけるおしゃれの三大要素を紹介する。

世の男性が抱えているファッションの課題は、『シンプル』『ミニマル』『高級感』の3つのワードを意識するだけで劇的に改善される。私は本気でそう考えている。例えばあなたはこんな経験はないだろうか?

・鏡で見た印象がどこか幼く子供っぽい

・コーディネートの要領がつかめず、毎回着る服に悩む

・トレンドのアイテムを選んでいるのにどこかサマにならない

 

実はこの症状、

・鏡で見た印象がどこか幼く子供っぽい。→これは服をシンプルにする事で解決できる。

・コーディネートの要領がつかめず、毎回着る服に悩む。→ワードローブをミニマルにする事で解決できる。

・トレンドのアイテムを選んでいるのにどこか様にならない。→コーディネートに1点高級感を持たせる事で解決できる。

 

というように、ちょっとしたキーワードで解決してしまう。

本日は、一人の服好きとして、また高額な洋服を対面販売してきた経験を基に、『シンプル』『ミニマル』『高級感』の3要素がいかにあなたのファッションに多大な影響を及ぼすか?それを分りやすく解説していきたいと思う。

 

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1.シンプルなメンズファッションとは

 

まず最初は『シンプル』について。誰もが生涯に一度は『シンプル』という言葉を用いてファッションを表現した経験があると思うが、具体的に何がシンプルだとおしゃれに見えるのだろうか?

私のメンズファッションにおけるシンプルを別に言い換えると真っ先に思いつくのが、ベーシックという言葉。即ち機能も見た目も普通であり。必要最少限を満たしたデザインがシンプルだという事を意味している。

逆にシンプルでないと思うのは、例えば見た感じ洋服にあまり興味が無さそうな人程よく着ている『機能的役割の無い装飾』が沢山着いた服。ジッパーが無駄に多かったり、無駄な生地の切り替えがあったり。
ファッションに無頓着な人程、服を表層でしか見ないので、そういった薄っぺらいデザインに惹かれてしまう。最初はみんなそうだろう。本人は少しでもおしゃれさを主張するために、普通な事はおしゃれではないと錯覚し、少しでも普通にならないよう変わった特徴を取り入れようと努力している。しかし、そのような服の選び方は全くの逆効果である事を理解してほしい。少し伝わりづらいかもしれないので、メーカーには申し訳ないが実際の写真でお見せする。

 

出典:http://www.rakuten.co.jp/suit-style/

 

例えばこのシャツ。これに似たシャツをよく見かけるのだから、ビジネス的にはこういったデザインは大成功だろう。需要があるのだから。
しかし、断言できるがおしゃれな人はこういうシャツをオフィスでは着ない。バーバリーやギャルソンでこういった切り替えを見かけるが、相当上級者向けだと私は感じるし、私自身はこういう切り替えは単体でダサいと思っている。わざわざ着なくてももっと着やすいものが他にあるからと。

 

意味のない装飾はNG。

 

勘違いしてほしくないが、チェック柄自体は否定していない。この、あたかも”商品を目立たせる為(差別化する為)”だけに取り入れたかのようなキャッチーなチェックの切り替えが子供っぽくてダサいと感じるのである。そこがシンプルではないと言いたいのだ。

(同じようなデザインでボトムスをロールアップすると柄が覗くものもあるのでそちらもNG)

例えば柄物でも、軍人が着る迷彩服は敵からの視認性を下げ背景と同化するために迷彩(カモフラージュ)柄になっている。よって装飾は装飾でも、無駄な装飾とは一線を画している。逆にハンターが着るような大柄ブロックチェックのマッキノークルーザーは森で視認性を上げてくれる為、同業者のハンターからの誤射を防止出来る活きたデザインだ。同じようにアウトドアウェアに派手な色が多いのも遭難時の救助を考慮しての配色だ。こういったデザインは『おしゃれに思われたい』とか、売り場で商品を目立たせたい。といった下心でデザインされておらず、機能的な裏付けがある。そのようなプロセスを経てデザインが成熟しているのだろう。とてもまとまって最適化されている場合が多く、派手な色であってもシンプルだ。

 

迷ったら無地

 

ファッションとはトータルコーディネートによって始めて完成する。どんなに単体でおしゃれな洋服であっても、トータルでダサければ何の価値もないだろう。先ほどのシャツのようにアイテム単体では少しの遊び心であったとしても、それが束になって合わさってしまうと、全体感はちぐはぐな印象になってしまう。アイテム選びに迷ったら必ず普通な物、特徴の少ない物を選ぶようにしよう。買った時はパッとしなくても着ているうちにきっと理解できるだろう。あくまでゴールは組み合わせた全体の雰囲気だという事を忘れないでいてほしい。

 

 

2.ミニマルなメンズファッションとは

 

 

このブログでも主題にしているように、『ミニマリズム=最小限主義』とはメンズファッションにとても密接な相関関係がある。

私の主観ではレディースファッションよりも、メンズの方がミニマルという言葉が似あっている。というのも、『一本のデニムを履き込む女』にはピンとこないが、『一着の革ジャンをこよなく愛する男』にはどうしても憧れてしまう。どうも、とっかえひっかえ別々の格好をしている事が、おしゃれを頑張ってしているように思えてしまう。逆にお似合いの一着を使い倒すイメージが男臭いと感じるので、『格好の良い大人の男』を連想するのだろう。

ちなみに今書いた事は全て私の主観で、これに納得のいかない人も当然いる事だろう。そんな方にとってもワードローブをミニマルにしておく事は得な事だと簡単に証明しておく。

 

ワードローブがミニマルで良かったこと

 

  1. 量より質にこだわる事で、『安物買いの銭失い』に陥りづらくなる。
  2. 一点を吟味する事が増えて、審美眼が身につく。
  3. 購入時にコーディネートを想像しやすくなり、失敗が少なくなる。
  4. 『私服の制服化』と言われるが、パターン化する事でおしゃれアベレージが上がる

 

ざっとでもこのようなメリットがある。ワードローブがごちゃごちゃしていて60点の着こなしをとっかえひっかえするよりも、スッキリしたワードローブで80点の着こなしを繰り返し着た方が男は評価を受けやすい。というのが私の持論だ。

アップルコンピューターの創業者であるジョブズは、そのファッションがいまやミニマルファッションの象徴的存在として有名になっているが、もはや『いつも同じ格好でダサい』は非常識になりつつあるのが今の世の中だ。

 

出典:Livedoor news

 

 

3.高級感のあるメンズファッションとは

 

最後に『高級感』についてお話しして記事を締めたいと思う。そのまえに上述の通りシンプルな洋服とミニマルなワードローブが全て整ったと想像してほしい。コーディネートした雰囲気、どんな印象だろうか?

日本が誇るユニクロや無印はとてもシンプルな洋服を作っているし、品質だって悪くない。無駄な洋服を買わず、本当に必要な洋服だけをクローゼットに残せればミニマリズムは1か月もあれば完了だ。洋服から小物まですべてユニクロ、GU、無印良品、ZARA、H&Mで揃えられたとしよう。

完成されたコーディネートは良くておしゃれな大学生どまりだろう。

服装はある程度年齢に応じて変化していくべきものだと私は考えている。学生ならまだしも、30歳を超えてまでチープな洋服を纏いたくはない。格好の良い大人であれば、コーディネートのどこかにポイントになるような高級感を意識するといいと思う。お分かりかと思うが、全身すべてが高級である必要は全くない。そういったファッションはお金持ちか、もしくはファッション業界人の中だけの特殊な世界の話だ。ファッションとは洋服だけでなく、所得や職業、家族構成等のライフスタイルも反映されていなければマッチしているとは言えない。良くも悪くも分相応がおしゃれだという事だろう。無理な背伸びは、きっとほころびが出てしまう。

一般的な収入の方ならば、私がおすすめなのは靴だけにお金をかける事。時計ではない。

高級ブランドのロゴ入り財布は、私にはとてもじゃないけど高級感があるファッションとは思えないので、スタイル全体に品の良さを纏わせてくれるドレスシューズに投資すべきだと思っている。

大人の男が履くとクラスアップする靴について個人的に考察した記事を書いているので、是非そちらも参照していただきたい。

 

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簡単ではあるが、以上でメンズファッションの重要ワードの解説を終わりにする。

あなたのファッションにこれがいい影響となれば幸いだ。